登場人物(第六章までのネタバレ注意)
☆武田家
武田信玄……労咳に苦しんでいたが風魔の秘宝により快癒。穏やかに見えながらも甲斐の虎らしく激しく爪牙を剥き、時には厳しく時には優しく武田家を率いる。
武田勝頼……信玄の四男で後継者。だが信玄の快癒後立場が徐々に危うくなっており、内心では危機感と焦燥感に包まれている。
武田信勝……勝頼の嫡男。信玄に寵愛されており、遊び仲間の二人と共に次々代当主としての学に励んでいる。
武田信豊……信玄の弟信繫の息子。天竜川の戦いに登場。
山県昌景……信玄の重臣。今回はあまり活躍していない。
馬場信房……信玄の重臣。
内藤昌豊……信玄の重臣。
高坂昌信……信玄の重臣。
武藤喜兵衛……信玄の小姓頭。
源三郎・弁丸……喜兵衛の息子で信勝の遊び相手。
跡部勝資……勝頼の側近。信玄に対して不信を抱いており、ますます勝頼に傾倒していた。勝頼により勝手に丹羽長秀の下に糾弾の使者として送られるが、帰り道に襲撃を受ける。
長坂長閑斎……勝頼の側近。
☆織田家
織田信長……言わずと知れた戦国の風雲児。信玄との対決に臨む。
織田信忠……信長の息子。父と共に武田家に立ち向かう真面目な二代目。
羽柴秀吉……農民上がり織田の重臣。のちに北近江を領する。
得意の兵糧攻め作戦により室町幕府にとどめを刺し、なぜか征夷大将軍様になつかれてしまう。
竹中半兵衛……秀吉の配下で兵糧攻め作戦の発案者。
柴田勝家……織田家の猛将。旧朝倉領を領する。
明智光秀……真面目な性格。京の守備を担当する。将軍家への忠誠心が高い。
滝川一益……伊勢方面の担当を任された。信長と共に強引ながら高速の用兵を行う。
佐久間信盛……織田の家老。尾張方面の守護担当。
おね……秀吉の妻。
なか……秀吉の母。
稲葉一鉄・平手汎秀……織田家の将。
荒木村重……摂津の切支丹大名。
浅井長政……柴田勝家の配下となっている。だが秀吉の援軍となるなどそれなりに自由らしい。
阿閉貞征、宮部継潤……元浅井の将。現在羽柴軍所属。
磯野員昌……元浅井の将。足利軍により討ち死に。
☆徳川家
徳川信康……家康の長男で後継者となる。義兄である織田信忠は親友。
徳川家次……忠次の長男。家康を失った徳川家にて忠次の求心力を高めるべく信康の養子となった。
酒井忠次……家康の叔父で徳川家の長老。信長の命により徳川を守るために息子を信康の養子とした。
大久保忠世・忠佐……徳川家の家老の兄弟。
本多忠勝……徳川一の猛将。
大久保彦左衛門……一本気な青年。今回、改めて武田との戦いに臨んだ。
☆北条家
北条氏政……現北条家当主。やはり、関東以外には無関心。
北条氏照……氏政の弟で北条家一の猛将。武田家に振り回され気味。
風魔小太郎……北条に仕える忍びの長。氏康との関係は良好だったが氏政にはやや物足りなさを感じている。
松田直秀……北条家の重臣、松田憲秀の息子。武田家との都合で強引に戦場に駆り出される。
☆足利家
足利義昭……室町幕府十五代征夷大将軍。室町幕府の威を取り戻すために挙兵するが逆に追い込まれ降伏。羽柴秀吉に心服している。
武田信虎……元武田家当主。伊勢長島一揆の軍師を経て現在は幕臣であった。
義昭挙兵の際に立ち上がり磯野員昌を討ったが、秀吉により捕縛され後に武田に送り返される。
伊勢貞興……若き幕臣。
☆その他
下間頼照……加賀一向一揆をまとめる坊主。




