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磁石  作者: さくら七海
2/2

日常の変化《2》

調べも何もせずに書いているので、か・な・り曖昧です。ご了承ください…。

 警察が家を去った後、翔は一人ぼっちになった。一階にある自分の部屋で、膝を抱えて座った。

 あいつは、もう知っているのだろうか。あいつは、慰めてくれるか…。

 携帯電話のボタンを器用に押して、翔はあいつに電話をした。

「よう…愛奈あいな

「どしたの…すんごい声暗いよ…」

「実は…実はな」

「な…何?」

 翔は深呼吸をした。この事実を、口にするのが怖かった。

「母さんが………っ」

「だから、どうしたの?お母さんがどうかした?」



「母さんが…殺された」



 二人の間に沈黙が走った。

「え…もう一度言って。お母さんが黒酢くれた?」

 こんな時だというのに…愛奈はどこまでも空気の読めない、KYな奴だ。

「もう一度なんて…言えねえよ」

「わかってる…お母さんが…こ…殺された…?」

 愛奈の声は震えていた。「………」

 翔は何も言えなかった。その沈黙の時間が、30秒ほど続いた。やっと、愛奈が言葉を口に出した。

「ま…まさか、じょ、じょ、冗談…だよね?」

「冗談じゃない。本当だ…出かけてて、帰ったら…」

 この先は口に出せなかった。

「とにかく…本当だ。…っ」

 嗚咽が漏れた。それは止まらなかった。電話の向こうの愛奈が、心配そうに声をかけた。

「な、泣いちゃダメ!お母さんが悲しむよ!」

「………」

「とにかく…明日、会わない?色々話したいことがあるから…」

「わかった…どこで?」

「ン…じゃあ、学校の前で2時くらいに…」

「じゃ、明日な…」

 翔は、電話を切った。

 愛奈は、高校に入ってすぐ告白してきた女子だ。あまりにも急で驚いたが、自分の好みのタイプだったので付き合うことにした。

 しかし、そんな軽い気持ちで始めた交際だったため、2年になった今でもあまり進歩していなかった。しかし、気が合うためか、不思議と長続きしていた。 それでも、一年の秋に大喧嘩をした。自分たちが交際していることはすでにクラス、いや学年全員が知っていたため、『破局』の噂が毎日ひっきりなしに飛び交っていた。翔は比較的人気者だったので、その噂は一瞬で知れ渡った。

 しかし、その二週間後あたりには、すでに元の仲を取り戻していた。その事も、一瞬で知れ渡った。

 それから、翔たちは一度も喧嘩をしていない。馬鹿らしいと思ったからだった。


 次の日、翔は午後一時五十分に校門の前に着いた。すでに愛奈は待っていた。こういう事にはしっかりしている。いや、別のことでもしっかりしているが。

「…カフェでもいこっか。あそこのカフェ、コーヒーめっちゃ美味しいから」

 愛奈は無理に明るい声を出そうとしていた。それが翔には痛いくらいに伝わってきた。

 学校近くのカフェに入り、二人掛けの席に座った。

「コーヒー二つ」

 愛奈が注文した。どうしてもコーヒーを飲ませたいらしい。

下手な文だったと思いますが、最後まで読んでくださりありがとうございます…

これからもがんばりますのでよろしくお願いします。

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