第三話[初依頼!?その2]
今回はちょっと短いです。ご了承下さい。
「はい、実は・・・」
『実は?』
全員でハモった・・・・
「僕が飼っている猫が逃げ出したんです。それで猫を探してほしいんです。」
「わかった。早速探してみる。見つけたら連絡するから連絡先をここに書いてくれる?後、猫の写真とかあったら貸してくれるか?」
「あ、はい・・・」
刹那君は連絡先を書いて、猫の写真を置いて「くれぐれもよろしくお願いします。」と言い、帰って行った。
刹那君が帰った後・・・・
「よし、じゃあ今から猫を捕獲しに行くぞ。」
と木戸先生がいい、いつの間にコピーしたのか猫の写真を人数分だしてみんなに渡した。そして虫取り網をみんなに渡した。
俺は思わず質問した。
「あの・・・コレでどうしろと?」
先生はあたり前のように言った。
「それで捕まえるんだよ。」
全員は少し戸惑った顔をしたが・・・
「ほら、早く行ってこい。」
と言われて渋々捜索にでかけた・・・
「いないな・・・」
猫捜索中・・・
俺は一人で街中を歩き回ってる。全員、バラバラに探したほうが効率がいいだろう、ということでバラバラに探している。見つけたら携帯で連絡する。そういうこと。
お・・・猫がいる。写真と見比べてみたが全然違うな・・・・
〜一時間後〜
ぜんっぜん見つからねぇ・・・・お?塀の上にいるのは・・・ビンゴ!いたぞ!
俺は電話して、猫に近づくが・・・
シュタッ!
「あ!逃げやがった!」
俺は猫を追って塀によじ登り、猫を追いかけた。
屋根の上に登っていって逃げている・・・俺も登って追いかける。
「まてぇ!」
俺は網をブンブン振りながら追いかけるが中々捕まらない。
猫は他の屋根に飛び移った。俺も飛び移ろうとしたが・・・
遠い・・・が飛び移るしかねぇ!行くぞぉぉぉぉぉ!
ビョ〜ン(効果音が変なのは気にしない)
やった!飛べたよ!俺、飛んでる!あれ?失速してきた・・・あれ?何か落ちていく・・・
ああ、猫が見えなくなる・・・
ドサ!
イッテェェェェェ!ヤッパ無理だったか!想像通りだった!
早いとこ追いかけないと・・・
〜数十分後〜
やっと追い詰めた・・・
ブン!
ヨッシャァァァァ!捕まえた!あとは連絡して帰るだけか・・・
〜部室〜
「零牙さん、有難うございます!」
「いやあたり前のことをしたまでだよ。」
「今度お礼をさせてくださいね。」
ガチャ
俺は捕まえた猫を刹那君に渡して依頼が終わった。
疲れた・・・・
「よくやった、零牙。」
先生に誉められた。何か嬉しいようで嬉しくない。
その後解散となり、それぞれ帰宅した。
家に帰ると手紙が届いていた。誰からかな?
家に入り手紙を読んだ。母さんからだった。
手紙の内容は元気?とかちゃんと勉強してる?とかそういうのだった。写真も入っていて元気そうにしている母さんが写っていた。
〜数時間後〜
ふう・・・夕飯も済ませたしあとは・・・・あ、宿題だあったんだったっけ
カリカリカリカリ
今日中に終わらせないと・・・
次回、[交流旅行編 旅行の始まり]に続く。
次回から、一気に飛んで交流旅行編です。新キャラがでるかも・・・
感想等待ってま〜す。