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平凡ではない日常。(無期限更新停止)  作者: 月影雅輝
第一章[いつもの日常。]
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第一章[いつもの日常。] 第一話[使い手集結!!]

今回も展開が速いです。ご了承ください。

「よぉ!零牙!」

「おはよ、炎人。」


時は過ぎ、翌朝のHR後の学校の教室・・・


「昨日はご苦労さん、零牙。」

「お前もな。」


いつも通りの朝だ・・・今日は悪霊(ナイトメア)が出ませんように・・・


「何、願ってんだ?」

「お前も読心術が使えるのか・・・(ボソッ)」

「ん?何か言ったか?」

「いや・・・何でもない。」


キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン


チャイムが鳴り、皆は自分の席に付く。

しばらくして、先生が入ってきた。


「よ〜し、授業を始めるぞ〜。朝のHRでも言ったようにこの時間は皆の自己紹介をしてもらう。」


自己紹介・・・そういや昨日そんな事言ってたな・・・


「自己紹介の内容だが・・・まず、自分の名前、得意教科に、趣味、好きな食べ物、あと、皆に一言。それぐらいだな。」


まずは未来からか・・・



「私の名前は栄光未来です。得意教科は理科で、趣味はお買い物です。好きな食べ物はぁ、シチューです。これから、よろしくぅ!」


男子達が騒いでいる・・・分からんくもないが、諦めろ男ども。未来には炎人がいるからな。

それからしばらくして・・・

次は俺か・・・まぁ軽くいきますか。


「じゃぁ、次。」


先生、軽っ!


「あ〜・・・俺の名前は甲斬零牙だ。得意教科は家庭科だ。」


この時点で「以外だなぁ」とか言う声が聞こえるが、気にしない、気にしない。


「趣味は料理、好きな食べ物は特に無い。まぁそれなりによろしく。」


次は狼牙だな。


「よ〜し、次。」

「・・・俺は甲斬狼牙だ。得意教科は数学。趣味は無い。好物は焼き魚。・・・よろしく。」


やっぱり、テンション低いなぁ・・・

女子達が騒いでやがる・・・羨ましい。

更にしばらくして・・・

次は明か・・・何か嫌な予感が・・・


「私は奏咲明です。得意教科は理科で、趣味は読書です。好きな食べ物は・・・」


ハンバーグって言ったら面白くなるんだけどな・・・言うはずないか・・・


「八宝菜です。一年間よろしく。」


ちっ・・・言えばよかったのに。

かなり、しばらくして・・・


「はい、次〜」


先生が何か投げやりになり始めたぞ・・・


「俺の名前は竜崎炎人だ!得意教科は国語で趣味は剣道!何でも食べれるぞ!皆、よろしく!」


おぉ・・・男女共に拍手喝采。やっぱ人気者は違うや。








〜数十分後〜







キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン


「よし、一時限目はこれで終わりだ。二時限目は席替えと学級委員等を決める。解散!」


ガラッ


ふぅ・・・次は席替えかぁ・・・少なくとも明と近い席になるだろうな・・・なんちゅう腐れ縁だ・・・


「はぁ・・・」

「ため息なんかをして・・・どうしたんだ?」


狼牙か・・・出席番号順に座ってるから、すぐ後ろの席なんだよな。


「いや、何でも無い。」

「・・・そうか。」


そんな事を話していると同じクラスの男児と女子が集まってきた。


「ねぇ、二人って双子なの?」

「似てるしな。」


俺と狼牙って結構似てるから双子に間違われる事もあるんだよな・・・


「いや・・・違う。」

「あぁ、俺達は親戚だ。」

「詳しく言うと従兄弟だ・・・」

「へぇ、そうなんだ。」

「ふ〜ん。」


キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン


「あ、チャイムだ。」

「早く席につかなきゃ。」










〜数十分後〜








「はぁ・・・予想的中だよ・・・」


え?どういう状況かって?ああ、説明するとだな・・・

席替えをして、明が隣になって、明の後ろが未来で俺の前が狼牙で後ろが炎人になっちまったんだ。ようするにいつものメンバーが固まっちまったんだ。しかも、班まで一緒だ。

学級委員は、他の奴だけど俺の友達だし、他の委員も決まった。俺達はどれにもなってないけど。


「三時限目はこれからの予定を説明をする。以上!解散。」


マジで投げやりだな・・・あの教師。


「何でアンタと同じ班なの?」

「俺に聞かれても困る・・・」


終わってすぐに明に声をかけられた。しかも不機嫌だし・・・


「これからの予定かぁ・・・何があんのかな?なぁ、未来!」

「本当だね!楽しみだなぁ。」


相変わらず仲がいいな・・・この二人は。羨ましい。(本日二度目)そして・・・


「・・・・・」


狼牙は何も喋ってないし。

それにしてもこれから何があるか本当に楽しみだなぁ・・・

・・・ぼーっとしながら、この時間は過ごしてしまった。



「よ〜し、始めるぞ〜。」


あ・・・もう、三時限目か・・・・


「じゃあ、これから一年間何があるのかが書いてあるプリントを配るぞ。」







〜数分後〜






「みんなに行き届いたな。じゃ、これから近いうちにある行事からだ。まずは、二週間後に予定されている交流旅行からだ。みんな、プリントを見ろ〜」


どれどれ・・・なるほど、二週間後に【交流旅行】って書いてあるな。どういう旅行なんだ?


「交流旅行というのはな、学校に慣れてきたみんなにもっと仲良くなってほしい。という意図から出来た行事だ。イジメ防止という事もある。班はさっき決まった班で行動してもらう。ま、寝室は違うがな。」


それはあたり前でしょ!そんな声が女子から聞こえる。そりゃそうだわな。


「四月にある行事はそんなもんだな・・・五月の行事だが・・・」










〜時間が無いので一気に昼休み〜








時間が一気に飛んだ気がするけど気のせいだよな・・・・

まぁ、いいか。これから昼飯だし。


「零牙?お弁当は?」


あ・・・そうだ。明に弁当持ってきてるんだった。はぁ、弁当も作ってやらないけないんだよな。


「ほら、これだよ。」

「・・・・・」


ありがとうも言わないんだよな・・・・いつもの事なんだけどさぁ。


「零牙、早く食べようぜ。」

「・・・早くしろ。」

「おう!分かってる。」


作った自分が言うのもなんだが、やっぱりうまいなぁ・・・・


いろいろな話をしている内に昼休みは終わり・・・


「HR始めるぞ〜」


まだ、入学式から一日しか経ってないとゆうこともあって、今日は四時限だけだそうだ。


「明日から授業が始まるぞ。勉強、頑張れよ。あ、そうだ。悪いが竜崎の班はちょっと残ってくれ。よし、終わってくれ。」

「起立、礼。」

『さようなら。』








〜クラスメイトが全員出て行った後〜






「先生、僕達の班に用って何ですか?」

「学園長からお呼び出しだ。付いて来てくれ。」

「用って何だ?」

「行ったら分かる。」





〜学園長室〜





「失礼します。」

「入ってくれ。」


ガチャ


「まぁ、座ってくれ。あと三人来るのでな。」


なんで、学園長は俺達を呼び出したのかな?


「なぁ、炎人。俺達って何かしたのかな?」

「さぁ、分からん。まぁ、その内分かるんじゃないのか?」

「アンタってホント軽いわね。」

「それが、炎人の良い所だよぉ。」


ガチャ


どうやら来たようだ。


「失礼します。」

「全員そろったようだね。まぁ、そこの三人も腰掛けてくれ。」


三人が席に付いて、から校長が口を開いた。


「よくきてくれたね。改めて自己紹介させてもううよ。私の名前は西総 英度(セイソウ エイド)。ようこそ、使い手の諸君。」


『!!』


全員が驚いたようだ・・・どうやらそこの三人も使い手のようだ。


「あんた・・・何者だい?」


炎人が聞いた。


「私はこの学園の学園長であり、使い手・・・と言っても昔の話だが。」

「使い手・・・?昔の話ってどう言う事ですか?」

「力を失ったのだよ。」

「なんでですか?」

「私にも分からない。」

「あの・・・学園長、そろそろ本題を・・・」


木戸先生が口を挟んだのでこの会話は一時終了。


「そうだな。では本題だが、君達にお願いがある。」

「お願い・・・ですか。」

「うむ。君達に悪霊(ナイトメア)の退治をしてほしい。そこで、君達に新しい部活動を設立してほしい。」

「どういう事ですか?」


炎人が対応している。ってか全部炎人が対応している。


「まぁ、簡単に言うと何でも屋ってところじゃな。それで生徒や教師方、町の皆さんから、依頼を受け悪霊(ナイトメア)が絡んでそうな依頼から片付けていく。と、こんなところじゃ。」

「え?」

「これは決定事項じゃ。よろしくたのむ。顧問は木戸先生に頼んでおる。部室は木戸先生がしっている。ではたのんだぞ。」






〜部室前〜





「木戸先生・・・どうゆうことですか?」

「はは・・・まあ、入ってから話そうか。」


ガチャ


すごく広い・・・


「広い・・・」


明も驚いている。他の皆も驚いている。

部屋もいくつにも別れている。


「とりあえずこの部屋を使うか。」


先生はドアを空け、部屋に入っていった。

中は会議室のような部屋だった。


「よし、みんな座ってくれ。」


全員、席に付いた。

全員、自己紹介をした。

知らない三人は俺達と同級生で、二人が女子、一人が男子だった。


男子の名前は、銃雷 千(ジュウライ セン)

部類は【魔術銃士】。

女子の片方の名前は、銃雷 千里(ジュウライ チサト)

部類は【魔術砲撃士】。千の双子の姉だそうだ。

もう一人の女子は、才蘭 由美(サイラン ユミ)

部類は【魔術戦士】。

この話はもうちょっと続くがそれは次の話で。














次回、[初依頼!?]に続く。

第二話は、明日明後日辺りに更新します。

感想待ってま〜す。

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