第二十二話[GW編 別れは突然!!け、携帯がっ!?]
はいどうも、ガルーです。
零牙「どうした?唐突に」
いや〜、人気投票の途中結果を・・・
零牙「へ〜。で、誰にどれくらい入ってるんだ?」
え〜とですね・・・狼牙に氷飴先生から5票です!
零牙「それだけ?」
・・・はい
零牙「人気無いな・・・」
大丈夫!!・・・だと思う。
零牙「・・・・・・」
で、では、本編をどうぞ〜・・・
「ただいま・・・」
なんて言っても、誰も返事してくれる筈がない。
俺は丁度、遊園地から帰ってきたところだ。
「とりあえず、風呂に入るか・・・」
俺はそう言いながら、風呂場に向かう。
「っと、その前に荷物置いて、着替えを持ってこなくちゃな」
何か虚しいな・・・
俺は、自分の部屋に入ると、携帯をポケットから取り出し、ベッドに放り投げた。リュックを降ろし、中からPPRを出して、机の上に置いておいた。ちなみにだが、昨日、出かけた時もリュックに入れていた。悪霊が出現しない限りPPRから反応は起こさないんだが・・・二日間、まったく悪霊が出現しないってのも変だよな・・・っと、今は風呂だ。風呂、風呂〜♪
「ふはぁ〜・・・さっぱりした」
さてと、風呂上りは牛乳だよな。え〜と・・・どこに置いたっけ?
「お、あった」
俺は牛乳を見つけ、コップに注いで飲んだ。
ゴキュ、ゴキュ、ゴキュ・・・
俺はコップを台所に置いた。
「明日洗えばいいよな・・・」
正直、疲れた。コップ一つ洗う気にもならない。早いとこベッドにダイブしたい。
俺はそんな事を考えながら三階こと、俺の部屋に入ってベッドに背中からダイブした。
バキッ!!
「ん?何の音だ?・・・てか、腰の辺りに何かあるな・・・」
俺は、腰に当たっている『物』を取って、見た。
それは携帯でしかも二つに割れていて、液晶画面も割れていた♪
「ってぇ!!俺の携帯ぃぃぃぃぃぃぃ!?」
そこで目が覚めた。
「・・・なんだ、夢か」
俺はベッドから出て、枕もとに置いてある携帯を取って、時間を見ようとするが・・・そこにあったのは壊れた携帯だった♪
「夢じゃ・・・なかったのか・・・」
俺はガクリ、と頭を下げた。買い替えに行かなきゃな・・・
「と、いう事があったんだよ」
「へぇ・・・そうなのか」
今、俺がいるのは神崎家電店。携帯を買い換えに来たのだ。
「てなわけで、買い換えたいんだが・・・メモリーは無事か?」
涼兄は、目に何か器具(目標が大きく見えるように作られているようだ)を付けて割れた液晶画面を外して、中をみている。
「ちょっと、待っててくれ・・・え〜と、どれどれ・・・よし!メモリーは無事だぞ」
「ふぅ・・・良かった」
昨日の写真、まだ明に送ってないからな・・・
「で、どれに換えるんだ?」
「そうだな・・・いっその事、新機種でも買うかな」
「そうしとけ。じゃ、作業してるから、しばらく待っててくれ」
俺はそう言われ、適当に椅子に座った。
「終わったぞ〜」
「早っ!?」
・・・さすがは発明家の玉子といったところだろうか。
「相変わらず、作業が早いな。涼兄は」
「まぁな」
涼兄はニコッと笑っている。褒められて嬉しそう・・・なのか?
「でさぁ・・・最近、新しい電化製品を入荷したんだが・・・」
前言撤回。涼兄の笑みは営業スマイルだった。
「いらん。ていうより、必要になったら買いにくるから」
「ちっ・・・じゃあ、値段のほうだが・・・ん?零牙、お前、ポイントカードのポイントが貯まってるぞ?」
「ん?どれくらい?」
「え〜と・・・買い替えした携帯が無料になるくらい?」
「え・・・MAJIDE!?」
「マジで」
「じゃあ、お会計はそれで頼むわ・・・」
「オ〜ケ〜・・・じゃ、また来てくれよな」
「必要になったらな」
俺はそう言って、涼兄の家、もとい神崎家電店を後にした。
ちなみに、その後は特に何も無く、唯一あったといえば、PPRと対戦型のゲームをして、完全勝利をしたぐらいだ。
次回、[GW編 摩訶不思議?謎の男、霧現る!!]
最近、長文ばかりでしたので、今回は短めにしてみました。今回は涼兄と零牙の絡みが見れましたね。
では、次回をお楽しみに〜