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平凡ではない日常。(無期限更新停止)  作者: 月影雅輝
第一章[いつもの日常。]
30/73

第二十話[GW編 女は買い物好き(?)]

やった〜!PVアクセスが二万突破したよ〜!

零牙「おお!良かったな!!」

嬉しいよ〜。(ようやく)二十話突破も嬉しいよ〜

零牙「・・・やっとか」

・・・痛いところを突いてくるな、チミは。

零牙「チミってなんだチミって・・・」

まぁまぁ・・・あ、そうそう後書きに二十話にようやく到達記念とPVアクセス突破記念のお知らせを後書きに書きます!では、本編をどうぞ〜

「お〜い!零牙〜!早く〜!」

「分かってる〜!」


はぁ・・・なんで明と買い物なんて・・・ん?何で明と買い物に来てるんだって?

ああ、それはな・・・







〜昨日 夕食時〜


昨日の事だ。俺が作った肉じゃがを頬張ってた時に・・・・


「ねぇ、零牙・・・」

「ん?ふぉうひは?へふなほんへもはひってはか?」

「いや、分かんないんだけど・・・」

「だからな、変な物でも入ってたか?」

「そうじゃなくてね・・・明日、暇?」


と明が聞いてきて、


「あぁ、暇だぞ。寝てるしかやる事が無いぐらいにな」


なんて答えたばかりに・・・


「じゃあさ、明日買い物に付き合ってよ。拒否権は無いわよ」


と言われたんだ。拒否したら拒否したで怖いからな・・・・




〜回想終了〜


と言う訳だ。今、霊安町から少し離れた市街地に付いたところだ。ちなみに電車(ちかてつ)で来たぞ。


「零牙、早く行こうよ」

「分かってるよ」







「ここよ。ここ」

「え・・・ここか?」


付いたのはファンシーショップ。・・・・・・・はぁ。


「どうしたの?」

「いやな・・・男子には入りにくいというか・・・」


男が入るようなとこじゃねぇぞ!?


「別に良いじゃない。別に男が入ったらダメ、なんて法律は無いんだし」


ばっさりと言い捨てる明。こっちの気持ちも考えろ!!


「あのなぁ・・・」

「いいから早く!」


と言いながら、俺の腕を掴んで店内へと引きずり込んでいく。


「や〜め〜ろ〜!!」







〜ファンシーショップ 店内〜


付いたのは人形売り場(らしき場所)。


「ん〜・・・どれ買ってもらおうかな・・・」

「おい!『買ってもらう』って何だ!『買ってもらう』って!金を多めに持って来いってのはそういうことだったのか!?」

「そうよ。悪い?」


こんのぉぉぉぉ・・・・ん?あれは・・・


「・・・?どうしたの?」

「いや・・・あれって・・・」

「何?・・・・!!」


俺達が見つけたのは宝神先輩(第十四話、十五話、登場人物紹介(派遣部の日常編【前編】)を参照)だった。

何でこんな所にいるんだ?何か人形みてるし・・・何か目がキラキラしてるし・・・


「ねぇ、零牙・・・」

「な、何だ?」

「こういう時ってどうすればいいの?」

「知らねぇよ・・・」

「と、とりあえず、声かけてみたら?」

「そ、そうするか・・・」


俺達は思い切って声をかけてみる事にした。


「せ、先輩?」

「ん〜・・・?何だ・・・・・・・!?」

「こ、こんにちは・・・」


やっぱ驚くよな・・・


「こ、甲斬!?」

「先輩、何でこんな所に?」

「い、いや・・・彼女の買い物に付き合ってな・・・」

「そうですか・・・で、その彼女は?」

「会計に行ってる。そういうお前達は『デート』か?」


ちょ、先輩!!それはデスワード・・・


「・・・・」


あれ?明が否定してない・・・ってか、顔が赤い!湯気でてる!!ショート寸前だ!!!


「お、おい明、大丈夫か?」

「デ、デート・・・零牙と・・・デート・・・ウフフフ・・・」


やべぇ・・・壊れた・・・


「・・・何か悪い事したみたいだな・・・すまん」


先輩が深々と頭を下げる。


「い、いいっすよ、別に!」

「そうか?ならいいんだが・・・」


俺はショートした明を連れて、近くにあった椅子に座った。


「おい、明、しっかりしろ」

「うん・・・」

「お〜い」

「はっ!」


どうやら気が付いたみたいだな。


「・・・大丈夫か?」

「う、うん・・・・・あ、あのさ・・・」

「ん?どした?」

「顔、近い・・・」

「え?」


よく見ると、顔をだいぶ近づけていたみたいだ。その距離、約5cm。


「わ、悪い!!」


俺は咄嗟に顔を離す。な、殴られる・・・


「気にしてないからいいわよ・・・」


・・・?ま、殴られないならいいか。


「で、何を買うんだ?」

「う〜ん・・・もうちょっと見てからに・・・あ!」


ん?何か見つけたみたいだな。


「どした?」

「あれ・・・可愛いなぁ」


明の目線をたどってみると、そこには棚の一番上にある、ペンギンの人形があった。


「あ、あれか?」

「うん」

「そういや、明ってペンギンが好きだったっけなぁ・・・」

「覚えてくれてたの?」

「いやぁ、なんとなく思い出しただけだよ。あれが欲しいのか?」


明がこくん、と頷いた。


「しょうがない・・・買ってやるよ」

「え?いいの?」

「いいよ。別にぃ!?」


あ?何が言いたいんだって?それはな・・・ペンギンの人形に付いている値札を見たからだよ。


「に、二千円!?」


ふっ・・・俺の小遣いが・・・ん?母親の収入でなんとかなるだろ?って?実のところはな・・・食費や生活費などは無制限に使えるが、小遣いは別なのだよ・・・それにしても二千円はキツイ!!


「どうしたの?やっぱりやめようか?」

「だ、大丈夫だ。男に二言は無い!」


俺は、ペンギンの人形を掴んでレジに持って行く。













〜ファーストフード店〜


ふっ・・・財布が一気に寂しくなったぜ・・・

今は昼食を取る為、とあるファーストフード店にいる。別に学生の助けになってもなさそうな、マク○ナ○ドだ。


「・・・大丈夫?」

「ハハハハ・・・大丈夫・・・」


俺は半分やけくそで、ハンバーガーにかぶりつく。ん・・・うまいな。


「これ食べたらどうするんだ?」

「任せて!行き先は決めてある!」

「俺の財布の事も考えてくれよ・・・」


そんな話をしながら、俺達は昼食を済ませた。











〜時は過ぎて夕方〜


「だいぶ買ったわね〜」

「あのな・・・お前も少しは荷物を持て!!」


俺は荷物持ちをやらされている。


「私だって少しは持ってるわよ?『少し』は」

「・・・あのなぁ」


仕方ないなぁ・・・


「あ・・・・」


明が不意に立ち止まる。俺は前につんのめって、あやうく荷物を落としそうになる。


「どうしたんだ?」

「これ・・・」


明が指差したのはある服屋のショーウィンドウに飾ってある、白いワンピース。あ、勿論漫画の方じゃないぞ?


「欲しいのか?これ」

「うん」

「えっと・・・な、七万五千円!?む、無理だ・・・今の俺じゃあ手が出せないぞ・・・」

「別にいいわよ?買わなくても」


明はどうでもよさそうに言う。本当は欲しいくせに・・・

俺は少し考える素振りを見せる。・・・そうだなぁ・・・


「なぁ、明って誕生日いつだっけ?」

「何よ、いきなり」

「いいから、いつだっけ?」

「七月二十二日よ」

「そうか。じゃあ、その日に買ってやるよ」

「いいの!?」

「あぁ。いいよ。今年の誕生日プレゼントはこれできまりだな」

「うん!!」


明が嬉しそうに、本当に嬉しそうに頷く。

・・・さてと、今日の晩飯どうすっかなぁ・・・?














次回、[GW(ゴールデンウィーク)編 二日連続!!明とデート!?]に続く!!

零牙「で?お知らせってのは?」

はい〜。今から登場人物の人気投票を行います!!

零牙「え?マジで?」

うん、マジで。投票するのは今まで登場した人物全てを受け付けます!チョイ役でも構いません!!ドシドシご応募を!!

零牙「・・・俺、投票してくれる人いるかなぁ?」

大丈夫!いると思うよ!仮にも主人公なんだし!

それともう一個お知らせが・・・

もう一つはこの話を誰視点で読みたい!!何て思ったことはありますか?もしもあるなら、話数と誰の視点かをお書きになって投票を!!一人だけがチョイスをしたとしてもちゃんとお答えしますよ!!

零牙「・・・凄い事を始めたな・・・」

あはは・・・ではでは、人気投票は一人五票までとさせていただきます。あ、もう一つの方はいくらでも送ってくださってかまいませんからね。読んでるだけの貴方!!君の応募を待っている!!!

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