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平凡ではない日常。(無期限更新停止)  作者: 月影雅輝
第一章[いつもの日常。]
28/73

第十九話[派遣部の日常編【前編】 霊安町の発明家]

さて〜、今回は名前だけはちらほら(?)出てた、神崎涼が登場します。零牙達とどういう絡みを見せるかは、お楽しみ!!

GW(ゴールデンウィーク)も明日に迫ってきた、五月のある日の派遣部部室・・・・・

この日もまた、依頼が無くて暇な派遣部の部員(メンバー)達。


「先生、今日も暇ですね・・・」

「ああ・・・そうだな」


先生はパソコンから目を離さずに、そう答えた。

皆も、暇そうにしている。千はいつも通りに絵を描いているかと思ったら・・・


「・・・・・・・」


スケッチブック(らしき物)のページが尽きたらしく、抜け殻のようになっていた。

俺はというと、このまえのRPG(第十六話を参照)はこっちに戻ってくるときにクリアしたし・・・魔王ロリコーンだっけ?グラフィックがどことなく夏樹会長さんに似てたし・・・しかも、何故かソラ君とウミちゃんが出てたし・・・途中のイベントでハルさんとそのお仲間らしきキャラを仲間にしちゃったし・・・

・・・気にしちゃ負けか?

そんな時。


ドンドンドン!!


部室のドアをノックする音がした。


「よし、零牙行ってこい」

「また俺!?」

「部長だろうが。行ってこい」

「はぁ・・・・・」


俺はとりあえず、ドアを開けにいった。


ガチャ・・・


そこには俺の良く知る先輩(おさななじみ)がいた。それは・・・


「ん?零牙じゃないか!!」

「りょ、涼(にぃ)!?」












「で、涼(にぃ)は何しに来たの?」


会議室で俺が聞く。ちなみに、木戸先生は会議か何かで出て行った。なので、受け答えは幼馴染みということもあって、俺と明と狼牙だけだ。他の皆は「めんどくさい」といい、他の部屋で休んで(?)いる。


「いやな、昨日作った発明品を試してほしいんだが・・・」

「また、試作品?」


明があきれたように言う。

この涼(にぃ)こと、神崎涼(カンザキリョウ)は俺と明と狼牙の幼馴染である。親同士が仲良く、家が近いこともあってか、小さい頃からいつもあそんでいた。

(にぃ)は家電店の一人息子であり、店番をしているところをよく見かけるとか・・・発明家の玉子でもあり、俺達によく、発明品の『テスト』を頼んでくる。あのRPGとゲーム機もそうだ。


「まぁな。そうだ、あのRPG、どうだった?」

「あぁ、アレ?クリアしたよ」

「さすが・・・(しずく)ちゃんはクリアが絶対にできないとか言ってたんだけどなぁ」

「ん?誰だ?雫って」

「ああ、俺の知り合いだ。二つ試作を作ったんでな。片方はそっちにやった。雫ちゃんがよく学校の話をするんでなぁ。シナリオはその話を元に作ったんだ。雫ちゃん、入学前に病気にかかったらしくてな。よっぽど楽しいんだろ。学校が」


頼んでもないのに身の上話を始めた・・・いつもこんな感じなんだよなぁ。思い込んだら突き通す。これが神崎涼スタイル。てか、その学校って・・・・・まさかね。


「そうそう。あのRPGには裏ストーリーがあるんだが」

「は?聞いてないよ?」

「だからついでに教えにきたんだよ。右右左左左上下上下下下下上上上上○×△□スタートの順に押すとな、裏ストーリーが出きるんだよ。表はクリアしたから多分、大丈夫だとは思うが・・・」

「『多分』って何だ!『多分』って!!」

「まぁまぁ・・・で、本題の方なんだが・・・」

「・・・今度は何を作ったんだ・・・?」

「ああ、パーソナルパートナーロボット、略してPPR!!ってのを作ったんだが」


いや、なんでそこで叫ぶ?


「お前達、三人に試運転してほしい。頼むぞ」


(にぃ)がそういって、学校指定の鞄から出したのは、丸い、金属の球体だった。よくみると、目らしきものがある。


「で・・・これは?」

「うん、これはな、まぁ、これは一種のロボットペットと思ってくれ。これは話す事もできるし、一緒に遊ぶことだってできる。ケーブルを繋げば、対戦型のゲームで遊んでりできる」

「へぇ・・・」

「ペットかぁ・・・」

「ふん・・・」

「で、これはおまけ機能なんだが、悪霊(ナイトメア)を発見するレーダーもついている。感知したらすぐに知らせてくれるぞ」

『はぁぁ!?』


全員でハモった。って、それおまけじゃないよね!?


「てなわけで、これから一週間頼むぞ。起動して、自分の名前言えば、勝手に顔も覚えてくれるから。あ、それと学園では『涼(にぃ)』じゃなくて、『涼先輩』か『神崎先輩』と呼べよ。じゃあな」


ガチャ


そういって涼(にぃ)は出て行った。







「さてと・・・どうする?」

「どうするって言われてもねぇ・・・」

「俺は興味が無い」

「じゃ、じゃあ、俺はこの銀色のを・・・」

「私はこのピンク色の・・・」

「・・ならば俺は金色だな」


俺たちはそれぞれ、PPRパーソナルパートナーロボットを手に取った。


「どうやって起動するんだ?」

「スイッチらしき物は見当たらないわね」

「ん?ここが開きそうだな・・・」


カパッ


「どうやら、これが起動スイッチのようだな・・・」

「じゃあ、早速起動しましょう」

「ポチっとなっと・・・」


ブウィーン・・・


こ、こいつ、動くぞ!なんてお約束は置いといて・・・


「ナマエヲ教エテクダサイ」


機械的な声でPPRが話しかけてくる。


「じゃあ、それぞれで設定を済ませよう」

「うん」

「了解」








「俺は甲斬零牙だ。歳は15で誕生日は5月31日。・・・っとまぁ、こんなもんか」

「記録完了デス」

「しかし・・・これ、どうなってんだ?」


俺が疑問に思ったのは、PPRが『何故か浮いている』という事だ。


「反重力システムヲ使ッテ、浮イテイマス。詳シイ説明ガ聞キタイ場合ハ・・・」

「あ〜・・・長くなりそうだから良い・・・」

「ねぇ、零牙・・・」

「そろそろ帰る時間だけど、どうする?先生いないし・・・」

「ああ、みんなを集めてくれ。狼牙」

「・・・了解した」





「よし、皆集まったな。今日は木戸先生がいない為、早めの下校となる。では・・・」

「ねぇ、零牙・・・」


未来が不思議そうにこちらを見ている。どうしたんだ?


「どうした?未来」

「その横に浮いてる物ってなんなの?」

「あぁ・・・これな。これは依頼者からの依頼で頼まれてんだよ。詳しい事は明日・・・って休みだな。詳しいことは木曜日にな。じゃ、話が逸れたが、解散だ。今日の鍵当番は最後に出て、戸締り、鍵の返却をしておくように。じゃあ、解散!」











〜帰り道〜


「さて・・・今日の晩飯どうすっかなぁ」


今は帰り道。炎人達と分かれて、家に向かう。


「なぁ、明は何が食いたい?」

「零牙が作るなら何でも・・・」


と、明は下を向きながらそう答える。・・・最近、明の様子が変なんだよなぁ。中学の頃からどことなく変だったけど、学園に入ってからだいぶ分かり易くなってきたな。特に俺と二人きりの時。


「じゃあ、今日は肉じゃがにするかぁ」

「うん」


明が嬉しそうに・・・『嬉しそうに』!?これは夢か!?


「あ・・・」


明が再び、下を向いた(しかもかなりのスピードで)。

まぁ、いいか。明日から休みだな。何もなけりゃあ良いんだが・・・・














次回、[GW(ゴールデンウィーク)編 女は買い物好き(?)]に続く。

何か、試作品のテストを頼まれちゃったねぇ?零牙君?

零牙「まったく・・・勘弁して欲しいよ」

たしか、いつも面倒事に巻き込まれるんだっけ?

零牙「あぁ・・・」

まぁ、いいじゃないか!次回からGWなんだし!

零牙「そうだな。楽しむか〜」

フフ・・・楽に過ごさせる筈が無いだろう・・・・ンフフフフフフ!!

零牙「・・・?どうしたんだ?」

あ、いや、なんでもない。

零牙「?そうか」

あ、次回は本編の前に登場人物紹介を行います。誰が出たのか、しっかりと書きますんで!!

ではでは、次回をお楽しみに〜♪

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