第十話[交流旅行編 レクレーションは誰でも大好き]
やっと更新です・・・・最近、更新が遅くなってきています・・・最近、疲れているもので・・・もっとがんばりま〜す・・・・
港から戻り、昼食を終えてから部屋で休憩中だ。午後三時になるまで一応自由時間だ。旅館の敷地より外には出れないが。
「お〜い、零牙、これからどうする?」
「そうだな・・・土産でも買いに行くか」
「ん?明日でもいいんじゃないのか?」
「明日はみんなが買いに来るから混むかもしれないからな。今の内に買っておいた方がいいだろ」
「おお、さすが主夫」
「それを言うな!・・・狼牙はどうするんだ?」
「・・・部屋に居る」
「そうか、じゃあ行こうぜ!零牙!」
「ああ、わかった」
〜旅館 土産屋〜
俺と炎人は土産屋に来た。いろいろあるな。
「そういや、俺って家に帰っても誰もいないから買っても意味無いような・・・」
「気にすんなって!お、木刀だ。買っとくか」
「お前って家に沢山、木刀なかったか?お前ん家道場なんだし」
「俺には貸してくんないんだよな、親父。自分の使えって言うし。でもこの前折れたから、新しいの買わないといけなくてさ」
「長ったらしい説明、ご苦労さん。俺も買っとくか」
「どうしてだ?」
「俺も一応、剣使ってるし、お前の特訓にも付き合ってやれるしな」
「おお、そうか」
「俺はあと饅頭ぐらいかな・・・」
「いいよな、零牙は買う量が少なくて。俺ん家、道場で剣道ならってる人達の分も買わねぇといけねぇから沢山買わないといけないからなぁ」
「お前も大変だなぁ」
俺は炎人に同情しながらレジに向かった。買ったのは・・・・饅頭五箱(一つは自分、もう一つは母さんに送る。残りは近所やお世話になった人達に)と木刀二振り(一振りは予備)こんなとこだ。俺は炎人が会計を済ませるのを待って、炎人が戻ってきてから、部屋に戻った。
部屋に戻ると二時四十三分だった。結構長く土産屋に居たもんだな。
三時からレクレーションだから。とりあえずジャージに着替えとくか。
着替え終わるともう五十分だったので、体育館に向かう事にした。というより何で旅館に体育館があるんだ?そういえば・・・
〜回想シーン〜
そういえばここに来る前に木戸先生がこんなことを言ってたような・・・・
「この旅館は交流旅行の為に校長が建てたものだ。勿論、一般客も利用しているぞ。」
〜回想シーン終了〜
ああ、そういえばそうだったな・・・今更だが、さすが校長。
(回想シーン、短くネ?by作者)
また何か聞こえた・・・俺、疲れてんのかなぁ・・・
ってそろそろ時間が!!急いで行かないと!
〜旅館 体育館〜
とりあえず間に合い、レクレーションの説明が始まった。レクレーションの内容はドッヂボールと尻尾取り。尻尾取りの説明はその内する。説明はこんな内容だった。
まず、予選を行う。予選の内容は、クラスごとに他のクラスと一試合ずつ済ませ、勝った数が多いクラスから、好きな番号を選ぶ。それから決勝リーグを行う。選んだ番号で抽選を行い、割り振られた通りにトーナメントを行う。まず、第一試合をそれぞれ済ませ、次に決勝戦と三位決定戦を同時に行い、ドッヂボールは終了。残った時間で尻尾取りをする。尻尾取りというのは、赤と白の二チームに分かれ、赤のチームは赤の鉢巻きを白は白の鉢巻きを腰に付ける。そして、赤のチームは白の鉢巻きを、白のリームは赤の鉢巻きを取り合い、取った数の多い方が勝ち、というゲームだ。これが恒例になっており、毎年しているとか。まぁ、そんなこんなで予選が始まった。
〜一時間三十分後〜
予選結果は二勝一分け。二組と四組には勝ったが、千達のクラスの一組には引き分けた。俺達使い手は普段から修行をしている。なので、そこらへんの高校生とは体育面では格が違う。(明や未来、千里、由美(千里や由美を覚えてない方は、第二回目の登場人物紹介を参照)は、男子より力が強い程度だが、零牙と炎人、狼牙と千は並では無い。が、普段は力をセーブするようにしている。)というわけで、いよいよ決勝リーグだ。一組とは、勝たないとあたらない。(まず、一組以外に負けるということはないから、言い切れる)さて・・・どうなるのやら・・・てか、さっきから全然、会話が入らないような?
(気にしない、気にしない。by作者)
また何か聞こえた・・・とりあえず、気を取り直して・・・よし!決勝リーグ、頑張るぞ!
次回、[交流旅行編 大接戦(?)ドッヂボール決勝リーグ!!]に続く。
今回は、ちょっと展開が早かったです。文章もいつもより短いです。すいません。次はもうちょっと頑張ります。