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平凡ではない日常。(無期限更新停止)  作者: 月影雅輝
第一章[いつもの日常。]
16/73

第九話[交流旅行編 船を漕ぐのも一苦労]

はい、今回も当然のように更新が遅れてしまいました・・・すいません。


「ふぅ・・・よく寝た・・・」


今日は変な夢を見ること無くぐっすり寝れたな・・・昨日、疲れてたこともあるんだが。

昨日、ウォークラリーの最後のチェックポイントの課題を終え、旅館に帰ったと同時に明が起きてヘッドバッドを背中にくらった。あれはかなり痛かった・・・まだ背中がズキズキする。


〜港〜


今日は船を漕ぐとか言ってたな・・・てか、港もあるのか・・・

俺達は説明を受け、オールを漕ぐ練習を終えてから、救命胴衣を着てから船に乗り込んだ。

船は、それぞれクラスごとに用意されており、船に乗り込んだ後、船(エンジン付き)で沖まで引っ張り縄を外した。これから、自力で先ほどの港まで戻らなければならない・・・・面倒くせぇ。

船頭さんの「1、2」の掛け声で、オールを漕いだ。ってか、また隣が明かよ・・・

オールを漕ぎながら、明が話し掛けてきた。


「なんで、またアンタが隣なのよ」

「俺も知らねぇよ」

「コラ!そこ、息が合ってない!」

「「すいません!」」


反射的に謝ってしまった・・・

オールは二人で一つを漕ぐようになっている。息が合ってないと上手く漕げない。(例:零牙と明)逆に息が合っていると早く漕げる。(例:炎人と未来、又は零牙と狼牙)だから、俺と明じゃ結構てこずる訳で・・・


「そこ!また息が合ってない!」

「「すいませ〜ん!!」」


かれこれ五回も怒られている。これ以上怒られたくないな・・・明の方を向いた。あちらも同じ事を考えてるようだな。俺は明とアイコンタクトをし、息ピッタシでアールを漕ぐ、漕ぐ、漕ぐ!!

なんで、こういう時だけ息ピッタシなんだろうなぁ・・・

三十分ほど漕いで休憩になった。


「ふぅ、結構疲れるな・・・」


俺は、首に巻いてジャージの中に入れていたタオルを取り出し、汗を拭いた。


「お〜、大丈夫か?」


前に座っている炎人に話し掛けられた。隣には未来も座っている。


「ああ、大丈夫だ」

「その割には汗びっしょりだな、ははっ!」

「うっせ〜やい!」


一度話を切り上げて、足元に置いてある水筒を取って麦茶を飲んだ。ちなみにこの麦茶は朝、朝食の時に用意されていたのを水筒に入れたものだ。


「ぷはぁ〜」

「れ、零牙・・・助けてくれ・・・」

「ん〜・・・?」


後ろに座っている狼牙に話し掛けられて、後ろを向いた時、俺は口に含んでいた麦茶を吹きそうになった。狼牙の隣に女子が座っている。それは座席の振り分けでそうなったから、あたり前のことなのだが・・・何と!その女子が狼牙にベタベタ(腕組んだりしてるってこと)しているのだ!!・・・羨ましい。だが、他の女子(明と未来以外)に殺気を感じる・・・女ってのは恐ろしい。

前にも言ったが、狼牙はかなりモテルのだ。だが、狼牙はそれに困っており(贅沢な悩みだ・・・)、女子にまとわりつかれている時、俺に助けを求めてくる。だが、今回は助けようもない。ふっ、いい気味だ。


「それは無理の相談だ。せいぜい満喫しな!はははははh(ドゴッ!)」

「イテェ!何すんだよ!」

「うるさい!!」

「んだとぉ!!」

「そこぉ!騒ぐな!」

「「すいませ〜ん!!」」


あ、また反射的に謝ってしまった。しかも明とハモって。皆から、笑われている・・・あぁ、今更だが、何で集円学園を選んだんだろ・・・

休憩も終わり、港へ戻るため、またオールを皆は漕ぎ始めた。










「1、2、1、2!」


もう、一時間ほど、オールを漕いだが・・・まだ付かねぇのかよ!思わずシャウトした。(勿論、心の中で)はぁ・・・はぁ・・・もういやだ!手が疲れた!腕が動かない〜!


「も、もう駄目・・・」


明もすっかりバテている。こっちの方が心配だわ・・・・


「よ〜し、そろそろ休憩だ〜!!」


先生の指示により、休憩に入った。


「も、もういや・・・」

「おい、大丈夫か?」

「み、見りゃ、分かるでしょ・・・大丈夫な分けないじゃない・・・・」

「ああ、だろうな・・・」


俺は、汗を拭いた。しっかし、汗がかなり出る・・・船を漕いでるせいもあるのだろうが、何と言っても気温が高い。まだ春だぞ・・・?地球温暖化にも程がある。・・・もうそろそろ水筒の麦茶が無くなるな・・・












「や、やっと付いた・・・・」


数時間して、港にやっと付いた。全員グッタリしている・・・勿論、炎人や未来も疲れている。狼牙は・・・別の事で疲れてるみたいだが・・・俺もかなり疲れた。明は・・・・倒れてる・・・って倒れてる!?


「おい、大丈夫か?おい、明!」


返事が無い・・・ただの屍のようだ・・・


「勝手に殺すなー!」

「おお!復活した!」

「アンタが勝手に殺すからよ!」


ドゴッ!という効果音がした後、俺は腹を抱えて崩れた。明に腹を殴られたのだ。俺、鍛えてる筈なのに、なんで明に殴られて痛いんだろ?明の力はそこまで無い筈なんだが・・・

(答えは簡単。殴る瞬間に一瞬だけ魔術で力を数倍に上げる+硬度を上げる魔術を手にかけたからである。by作者)

ん?今、何か聞こえたような・・・気のせいか?


「よし、次は写真を撮るぞ。皆〜こっちに集まってくれ」


集合写真を撮り、午前の活動は終わった。














次回、[交流旅行編 レクレーションは誰でも大好き]に続く。

また、更新が遅れそうです。ご了承下さい。

お知らせ:交流旅行編が終わった後、番外編を予定しております。時期はすべて交流旅行が始まる前の二週間です。数個アイディアがでたのですが、作者の都合上、一つしか書けません。なので、読者の皆さんから、どれを書いてほしいか、というの募集します!!以下の三項目からお選び下さい。


1:学園の日常。 内容は学園での日常を中心に書いていきます。戦闘シーンはありません。要望があれば書きますが。

2:休日の日常。 内容はキャラクター達が休日を過ごしている風景を中心に書いていきます。ラブコメ要素が入ります。

3:派遣部の活動。 内容は派遣部の活動を主に書いていきます。主にバトルシーンが多いです。数日分の話をまとめて書きます。


以上です。あと、誰視点で書いてほしい!というのも募集してます。以下の五項目の内からお選び下さい。


1:甲斬 零牙視点

2:奏咲 明視点

3:竜崎 炎人視点

4:栄光 未来視点

5:甲斬 狼牙視点


以上です。複数の組み合わせもOKです。ただし、休日の日常。の場合のみ、組み合わせは【零牙と明】と【炎人と未来】のみとさせていただきます。

残りの三人の使い手での視点ですが、話が進んでからまた番外編をしますので、その時に項目に含めさせていただきます。

締め切りは交流旅行編が終わるまでです。感想で送って下さい。番外編はあなたの意見で決まる!!

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