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平凡ではない日常。(無期限更新停止)  作者: 月影雅輝
第一章[いつもの日常。]
15/73

第八話[交流旅行編 長い道のり]

またまた更新遅れましたすいません・・・

〜ウォークラリー 第四チェックポイントから第五チェックポイント〜


昼食を終え、山を降りて次のチェックポイントを目指す俺達。

今、通っているのは大通りから外れて、裏道に入り込んでいる。民家が多い。

狼牙はこれからの道のりが長いって言ってたっけな。本当に明が倒れそうな気がする・・・

確か、次のチェックポイントはどこかの公園らしい。結構道が入り組んでいるから迷いやすいんだとか。先生の話だと毎年、4、5グループ程迷子になるらしい。

ちゃんと地図を見ながら行かないとな。


〜ウォークラリー 第五チェックポイント〜


なんとか迷う事無く公園に付いた。他の班が何班かいた。その班の中には(スバル)がいた。

昴は、俺と炎人の中学からの友達(悪友)だ。だが、最近何かと忙しいから構っていない。その事で最近落ちこんでたな。多分。

どうやら悩んでいるようだ。悩んでいるのは昴だけではないようだ。他の皆も悩んでいるようだ。とりあえず声をかけてみるか。


「おい、昴」

「おう、零牙か・・・」

「何、悩んでるんだ?」

「何だ、炎人もいたのか。いや、実はな、ここの課題が難しくてな。なかなか次に進めないんだよ」

「そんなに難しいのか?」

「まぁ、零牙達も課題を聞けば分かるって」


そう言われて先生の元に行き、課題を聞いた。


〜数分後〜


「よし、正解だ。次に行っていいぞ。」


悩む事無く正解し、次に進むことになった。


「零牙〜、答え教えてくれ〜」


ん?何か聞こえたか?

明が小声で、


「ねぇ、零牙、昴が・・・」


と言った。俺は、


「無視しとけ」


と言い、次に進むことにした。


〜ウォークラリー 第五チェックポイントから第六チェックポイント〜


・・・・な、長い・・・かれこれ四時間ほど歩いてるのにまだ第六チェックポイントに着かないとは・・・・もう畑しか見えないぞ・・・

さすがに疲れてきたぞ。他の皆も疲れているみたいだ。

そろそろ着いてもいい筈なんだが・・・

お、先生がいるぞ。やっと着いた。


「よし、来たな」


休む暇も無く、課題を受けることになった。

ここでの課題は100メートル走で班の中で誰か一人でも先生を抜くことができれば合格だそうだ。

運動が駄目な明がスタートの合図をすることになった。


「いちに付いてよ〜い・・・ドン!」


合図とともに俺達は走りだした。先生を追い抜くことはいつも悪霊(ナイトメア)を相手にしている俺達には難しくなく(一人例外がいるが)、簡単に全員で追い抜き、ゴールした。

先生は驚いていたが、無理に落ち着いた振りをしてスタンプを押した。

あとは最後の第七チェックポイントだけだ。


〜ウォークラリー 第六チェックポイントから第七チェックポイント〜


第六チェックポイントの課題を終えたのはいいんだが、これまた道のりが長い。今度は二時間程歩いている。

もうそろそろ水筒の麦茶が無くなるな・・・

あ・・・鳥居の前に先生が立っていた。や、やっと第七チェックポイントに着いた。これで最後だ。


「よし、ちゃんと着いたな。ここでの課題は、この鳥居の奥にある神社にある、狛犬が何個あるか数えてこい。数えおわったら、戻ってこい。当てられなかったら、もういちどやり直ししてもらう。よし、じゃあ、行ってこい。」


俺達は神社に入っていった。

神社の第一印象は・・・不気味だ。夕暮れ時ということもあって、さらに不気味だった。

俺達は神社の周りを回って狛犬を端から端まで探しまくった。

数十分して少し休むことにした。そろそろ戻ろうか、というところで、


「あっ!」


明が水筒を落とした。しかも坂がある場所で。


「取りに行ってくる!」


と言い、明は坂を降りていってしまった。どうも心配なんだよなぁ。俺も一緒に探してやるか。


「皆、先に戻っててくれ!水筒が見つかりしだい、戻るからそれまで待っててくれ!」

「おう!分かった!」


俺はそう言って、明を追いかけた。






「お〜い!明!」

「あ、零牙。何でここにいるのよ」

「一緒に探しにきてやったんだよ」

「アンタなんかいなくても一人で探せるわよ!」

「お前、運動駄目だろ?すぐに疲れるんじゃないのか?」

「そんなことないわよ!一人で十分!!」

「はぁ・・・とりあえず探そうぜ。皆、待ってるし」

「わかったわよ」


はぁ・・・あいつと話すと何故か喧嘩になるんだよなぁ・・・何でだろ?

とりあえずこの茂みの中から探してみるか。


〜数分後〜


見つからねぇ・・・いったいどこにあるんだ?

そう思いながら座り込んだら、


カツン


何か手に物があたった・・・あ、これ水筒じゃねぇか!


「お〜い!明〜!見つかったぞ〜!」

「ほんと〜?」

「お〜あったぞ〜!」


すると明がこっちに来て、


バタン!


目の前でこけた・・・やっぱり運動音痴だな・・・


「痛・・・」


ん?なんか様子が変だな・・・


「どうした?」

「足、ひねっちゃったみたい・・・」

「はぁ?」


どうすべっかなぁ?足、ひねったんじゃ、まともに歩けないだろうし、坂も登れないよな・・・

・・・これしかないな・・・・


「ほら」

「?何よ」

「おんぶしてやるってんだよ。ほら、早く乗れ」

「大丈夫よ!」

「何、意地はってんだよ。早くしねぇと帰れねぇぞ?」

「う・・・分かったわよ」


俺は明をおぶって坂を登った(かなりキツイ!!!)

そして鳥居のところまで戻った。


「どうしたんだ?零牙」

「なんか明、足ひねったみたいでさ」

「・・・それで背負ってきたのか」

「ああ、そうゆうことだ。でもさすがにもう無理だ。未来、肩を貸してやってくれ」

「え・・・でも・・・」

「・・・?どうしたんだ?」

「寝ちゃってるよ?明」

「はぁ?」


そう言われ、明の顔を見てみた。

本当に寝てるし・・・しかたねぇのかな?今日、だいぶ疲れてたみたいだし・・・・

しかたないな、と思いながら、俺は明を背負ったまま、旅館まで戻った。














次回、[交流旅行編 船を漕ぐのも一苦労]に続く。

何か自分の書き方がおかしくなってるような気がするんですけど・・・気のせいですかね?もしおかしかったら言って(書いて?)ください。お願いします。

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