第六話[交流旅行編 二日目の朝]
最近、更新が遅くてすみません。
ようやく六話目です。では、本編をどうぞ・・・
午前六時三十分・・・・ようやく他の二人が起きた。いや、俺が早すぎただけなんだが・・・
とりあえず、布団を整えて、寝室を出た。七時から朝食だが、まだ時間があるので朝食の後に予定されている、ウォークラリーの準備をする事にした。
まず、ジャージに着替えて、リュックサックを旅行カバンから出した。そしてリュックサックに昨日配られた、コースの地図を入れて、水筒と折りたたみ傘、カッパにビニールシートを入れた。
入れ終わったら丁度いい時間だったので、俺達は食堂に向かった。
〜旅館 食堂〜
朝もバイキングかよ・・・ちょっと質素な感じだが・・・
まぁ、とりあえず朝食を終え、一度部屋に戻り、荷物をとって、旅館の中庭に集まった。
〜旅館 中庭〜
中庭にあつまり、先生達の話を聞く。
「あ〜・・・これからウォークラリーを行うが、その前に弁当を配っておく。このウォークラリーは結構時間が掛かるので途中で昼食を取ってくれ。」
弁当が配られ終わると先生が話を続けた。
「次に注意点だが、第一にコースを離れないように!第二の注意点だが、途中に先生方がいらっしゃるが、無視せずに、ちゃんと、課題に答えるように!コレ位だな。」
先生達の話が終わり、俺達は班ごとに出発した。
〜ウォークラリー スタート地点から第一チェックポイント〜
歩いて、二十分・・・・
「疲れた・・・」
運動が全く駄目な明が早速弱音を吐いた。
「何だよ。もう疲れたのか?」
俺は明をからかってみた。
「そ、そんな訳ないでしょ!」
そう言って、明はズンズンと歩いていった。扱いやすい奴だなぁ・・・
しばらく歩くと、坂道に差しかかった。坂道は楽に登れた。(一人、例外もいるみたいだが・・・)
坂道を登りきったら、そこから海が見えた。
「うわぁ・・・」
「すごいな。ははっ。」
「海か・・・久しぶりに見たな・・・」
「登った・・・甲斐が・・・あったわね・・・・・」
「・・・大丈夫か?」
上から、未来、炎人、狼牙、明、俺の順番で発言した。
ここから見えた海は絶景だった。しばらく時間を忘れて見ていた。
が、五分も経たない内に俺達は我に返ってまた、歩き始めた。
〜第一チェックポイント 到着〜
しばらく歩いて、第一チェックポイントに着いた。
第一チェックポイントは何だか休憩所みたいな場所だった。ここからも海が見えるようだ。先生は数学を担当している先生だった。
「よし、ちゃんと着いたわね。え〜と・・・課題はね・・・ここから下に降りたら石だらけの海岸があるから、500g以上の石を持ってきて。」
てな感じで、俺達は海岸に降りる事になった。
てか、本当に石だらけだな・・・・気ぃ抜くとこけそうだな・・・
「500gってどれくらいなんだ?」
「・・・・・・」
「それっぽいのを、何個か持ってけばイインジャネ?」
「アンタって適当ねぇ・・・」
「どれを持っていけばいい?」
炎人、狼牙、俺、明、未来の順番で言った。狼牙は何も言ってないけど・・・
しばらく探して、何個かそれっぽいのを持って戻った。
まずは一個目・・・・
「え〜っと・・・467gね・・・」
続いて二個目・・・
「572g・・・よし、合格!」
二個目にして合格・・・以外に早く終わった。
俺達は課題を終えた証としてスタンプを押してもらい、次に進んだ。
〜ウォークラリー 第一チェックポイントから第二チェックポイント〜
第一チェックポイントからしばらく歩き続けたら、何だか山奥のような場所になった。雑草がボウボウと生えているし、木の枝が道にかぶさるように伸びている。なので光が入ってこず、薄暗くなっている。なんだか幽霊とかが出そうな感じだな。まぁ、いつも悪霊と戦っているし大丈夫だけど。
「ちょっと・・・暗いわね・・・」
明がちょっと怯えた様子で言った。確か明は暗いとことか、幽霊とかの類は苦手だったけ・・・いつも悪霊と戦っている筈なんだが・・・・似たようなもんだよな?悪霊と幽霊って・・・
とりあえず歩き続けたが、明は、随分疲れているようだ。しかたないよな、疲労と暗い所と幽霊が出そう、のトリプルアタックだもんな。俺もからかうのは止めて、炎人や狼牙と話ながら歩いた。
次回、[交流旅行編 結構疲れるウォークラリー]に続く。
え〜・・・いきなりですが、更新ストップのお知らせです。今日から、二日間程、すこし野暮用で更新が出来ません。ご迷惑をかけますがご了承下さい。
4/1更新
ただいま、戻りました。今日から、更新を再開したいと思います。では、次回をお楽しみに。