第四話[交流旅行編 旅行の始まり]
今回も短めです。次の話の長さと時間の事を考えて短めにしました。展開もちょっと速いかも・・・
「はぁ・・・昨日、準備してる時も思ったんだが・・・荷物多すぎるよな・・・」
今日は初依頼があった日から約二週間経って交流旅行の当日・・・
三泊四日の(期間、長くね?)旅行に出るから荷物も多いんだが・・・こりゃ朝から疲れそうな・・・
部活の方は悪霊絡みの依頼はまったく無く、物を無くしたから探してくれ、とかペットの散歩をしてくれ、とかそんなんばっかりだった。
あ、そろそろ家を出ないと遅刻するな・・・
〜学園内校門前〜
皆もすげぇ荷物だな・・・・てか、既にバスが止まってるし・・・4台止まってるな。
確か組ごとに乗るんだっけか?俺の隣に座るのは明だったな。くじ引きで決めたっけか?恐るべき腐れ縁・・・・
俺達は荷物をバスに積んで、乗り込んだ。
バスは学園を出て高速道路に向かっている。周りの皆は楽しそうに話しているが俺と明は無言状態・・・気まずい!!
ガイドさんが何か言ってるが気まずすぎて耳を筒抜け・・・早く着かねぇかな・・・
〜そんなこんなで目的地〜
やっと着いたか・・・今日は既に二回も疲れた・・・
それにしても・・・何か豪華だな。この旅館。
入ってからすぐのホールで先生達の話を聞き、それぞれの部屋へ向かう。
俺達の部屋はなぜか明、未来と同じ部屋になってしまった。先生達の話だと手違いだとか・・・これも腐れ縁の影響か?それとも校長の仕業か・・・?
まぁ、部屋は一緒でも寝床は違うからそれがせめてもの救いだな・・・
お、部屋に着いたか・・・
ガチャ
ここが俺達の部屋・・・おお!結構広いな!
俺達はそれぞれの寝床に荷物を置いた。確かしばらくは自由時間だっけ・・・
荷物を置いた後、俺達は集まった。
「なぁ、自由時間どうする?」
炎人が俺に聞いてきた。どうしようかな・・・?
「とりあえず、旅館の中を見て回るか。」
「そうするか。狼牙も来るか?」
「ああ・・・」
「明達はどうするんだ?」
「未来とお土産見てくる。」
「そうか。じゃあ、別行動だな。」
〜旅館 ホール〜
「結構広いな〜」
「ああ、そうだな。ちょっと疲れてきた・・・炎人は疲れないのか?」
「俺も少し疲れてきたな・・・」
「おい、零牙、炎人、そろそろ集合の時間じゃないのか?」
「あ、そうだった!急いで戻って用意しないと!」
次は何だっけ・・・確か近くにある山の山頂まで行くんだっけ・・・そこで昼食(弁当)を食べるんだっけ。
なんで山に登るんだろ・・・
〜山〜
ふぅ・・・結構疲れるな・・・三十分程登ったけどまだ山頂が見えない・・・・腹も・・・減った・・・
しかし・・・さっきから悪霊の気配がするんだが・・・気のせいか?
〜さらに登ること三十分〜
「やっと着いた〜!!」
「ああ・・・そうだな。」
「・・・疲れた。」
やっとのことで山頂に着いた〜やっと弁当だよ〜
弁当を食べる時は好きに固まって食べていいそうだ。俺は炎人と狼牙達と食べることにした。
俺達はいろいろ話ながら昼食を終えた。
次回、[交流旅行編 風呂での戦い]に続く。
風呂での戦いです。しかも悪霊絡みです。今回もチラッと出てました。
感想等お待ちしておりま〜す。