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プロロ〜グ。その1

ハイ、記念すべき第一回目の投稿です!

僕自身にも初めての投稿なので、間違いや、訂正点、もちろん感想もお待ちしております!どうか末永く見守ってください。

ジリリリリリ・・・・ジリリリリリ・・・・

「うるせぇ・・・・ん?何だ、もう朝か・・・・」


カチッ


「六時三十分か・・・そろそろ準備するか。」


準備してる間に読んでる皆に軽く自己紹介をしときますか。

俺の名前は甲斬 零牙(コウザン レイガ)だ。

今日から高校一年生!・・・高校ではアイツと一緒になりませんように・・・・

おっと今のは気にするなよ。こっちの事だから・・・

準備も終わった事だし説明もコレ位にしてそろそろ行きますか。


「母さ〜ん!朝飯は〜?・・・って、いねぇし・・・あ、置手紙?」

「どれどれ? 『しばらく仕事の都合で海外に行ってきます。母より 

             PS ご飯は自分で何とかしてね。    』・・・またか・・・」


俺の母さんは、世界中を旅する医学者。とても有名で世界中から引っ張りだこ。

父さんは物心つく前に事故で死んだ・・・。

おかげでほぼ一人暮らし状態。おかげで家事は難なくできるようなったけど。てか、朝食作るって言ってたのによ・・・


「ったく・・・半年振りに帰ってきたのに・・・もう行っちまったのか。」


「仕方ねぇな・・・」と言いながら朝食を済ます。


15分後・・・・


さて、俺は朝飯を済ませ、ある一軒の家の前にいる。

何故かって? それは・・・迎えに来いと言われてるからだ。それも毎日。

え?もっと詳しく?あぁ、分かった。丁度いい暇つぶしにもなるしな。じゃ、話すぞ。


まずはこの家の事からだな。この家は俺の幼馴染みの奏咲 明(ソウザキ アカリ)とその家族達が住んでいる。

次は何故、迎えに来たかと言うと・・・まぁ・・・ちょっとした理由があるんでな。

明の親父さんにも「何かあったら守ってやってくれ。」と言われてるしな。

理由を教えてくれ?・・・・その内分かる。誤魔化すな? 本当(ホント)だって。


ガチャ


「行って来ます・・・」


う・・・相変わらず不機嫌オーラ・・・


「おはよう!明。」

「おはよう・・・」


ヤッパ、機嫌悪いな・・・。

明は何故不機嫌かって?  ああそれはいつもの事だ。しかも俺とか俺の友達(ダチ)とかにだけこんな態度。中学二年生の頃からだったな・・・確か。


「何ボーっとしてんの?行くよ。」

「あっ!ちょっと待てよ!」


さて、高校に行きながら明の事でも説明でもするか・・・

明は俺の幼馴染みだって事は言ったよな?それで幼稚園の頃からずっと一緒だった。のはいいんだが・・・

どうゆう訳か、小学から中学までずっと同じクラスだった。何でだろうな・・・

腐れ縁にも程があるぜ・・・

明がこんな態度をとるようになってから、横を歩かせてくれなくなった。いや、別に並んで歩かなくてもいいんだがな・・・

それからは、明のすぐ後ろを歩くようになった。

そろそろ交差点だな・・・うわ、変なおっさんが曲がり角から出てきた・・・・あれ?何か変だな・・・!もしかして!


「ねぇ、零牙・・・」


どうやら、明も気づいたみたいだな・・・・


「あぁ・・・分かってる。どうやら()かれてるな・・・【封印書】を用意しとけ。」

それにしても・・・理由はその内分かる・・・って言ったけど、早過ぎないか?作者。」

「何言ってんの?」


おっと、思っている事が、いつの間にか声に出てたようだ。気をつけなければ・・・

・・・?それよりも俺達は何の話をしてるのかって? まぁ、待て。まずはコイツを片付けてからだ。


「ん・・・?お前等・・・使い手だな?」


どうやら気づかれたようだ。


「明!」

「分かってる!空間術発動!」


明がそう叫ぶと、足元に魔法陣が現れ、俺等をすっぽりと包んでしまった。


「ふん・・・この俺様に勝てると思ってんのかぁぁぁぁ!?」

「零牙!相手の各位(ランク)は?」

下位(ザウル)だ!」

「分かった!」


明が【封印書】のページをめくっているのを見届けてから、俺は封印術を発動する。

手を前に突き出し、魔法陣を作る。そして・・・


「よし!浄化術発動!」


そう叫ぶと、魔法陣が光りだす。その魔法陣から、手のようなものが飛び出し、おっさん(名前が分からんのでとりあえずおっさんで)の胸の中心辺りに入り、おっさんは苦しみだす。


「うぅぅぅがぁぁぁぁぁぁ!!!」


手のようなものがおっさんの胸から出てくとその手は魂のような物を掴んでいた。

それを抜きとると、おっさんは倒れた。先に言っとくが命に別状はないぞ。

浄化術の魔法陣を消し、右手でそれを掴んだ。


「明。」

「分かってる。」


明は空中に魔法陣を作り、その中心に開いた【封印書】を設置した。


「封印術発動。」


明がそう言うと、俺は魂を【封印書】の前に持っていく。そうすると、魂は【封印書】に吸い込まれた。


「ふぅ・・・終わったな・・・」

「うん・・・」

「とりあえず、学校に行こうぜ」

「・・・・・」


明は黙って頷き、空間術を解き、元の空間に戻った。

え?そろそろ説明をしてほしいって?分かった。


まずは俺達の事からだな。まず、俺達は[魔術士](通称:使い手)と呼ばれる者だ。魔術士は、この町、【霊安町(れいあんちょう)】に昔から存在する由緒正しい部族・・・・なんだが、時が経つにつれその人数は少なくなっていった。理由は・・・未だに謎だ。現在、残っているのは【魔術武道士】の俺と純粋な【魔術師】の明、あと数人いるがそれはまた近い内に話そう。

ちなみに元の空間ではさっきの出来事は一秒にも満たない内に終わっている。空間術は空間を捻じ曲げ、時間をも歪ませる。外の世界には何の被害も出ない。んまぁ、奴等と戦う為の場所だな。簡単に言えばだが。

次に『奴等』のことだが、悪霊(ナイトメア)、と俺達は呼んでいる。人に憑いたり、化けたりする。

各位(ランク)で分けられている。

簡単に分けるとだな・・・・

下位(ザウル)は人に憑く事しかできない。しかも憑かれた人間の様子はおかしくなる。だからすぐに気づく、「こいつ、憑かれてる。」とな。

中位(ライング)は人に憑けるし、化けれる。が、少し様子がおかしくなる。けど中々、気づけない。結構厄介なんだな、これが。

上位(フィール)は完全に化けれる。だから人に憑く必要がない。普通じゃ絶対気づかない。だから俺等は共通する能力を使う。

共通する能力と言うのは、相手が悪霊(ナイトメア)かどうかを見抜く能力。同時にそいつがどこにいるのかもわかる。だが、悪霊(ナイトメア)達も同じような能力がある。こちらが使い手かどうか、と言う能力をな。

さらに俺達は術士の役割によって、それぞれ違う能力を持つ。詳しいことはまた後日。


「さっきから何ブツブツ言ってんの?」

「いや、読者様にちょっと説明をな。」

「あんた、バカ?」

「何ぃ?バカじゃねぇぇ!」











強制終了。その2に続く。

どうでしたかね?明日辺りには更新しますので、待っててくださいね!

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