プロローグ
唐突にかかった校内放送
先生方にも何も予告されていなかった。
校長、理事長、教頭だけしか知らない。
これから、この学園は戦場となるのだ、、、、、
ピンポンパンポーン
怠けたような放送
この音には既に聞き慣れていた。
佐藤芽以、居たって普通の女子高生だ。
別に、この物語の主人公、
というわけでは無いと思うけれど
プロローグのみの語り手だ。
部活の途中に流れた放送は
先生方の呼び出しか、あるいは、部活動が何らかの理由で中止するという放送
しかし、今回はそんな風には行かなかった。
『ただいまより、部活動対抗戦を開始します!』
突如流れた校長の愉快な声に皆が目を見開いた。
『ルールは簡単、部活動同士で争い、最後まで生き残った部活の勝利!部活動同士で同盟を組み、協力するのもよし!部活動の顧問の先生を扱ってもよし!』
澤柳先生が目を見開いている。
実を言うと、宿題を忘れすぎて居残りを受けていた。
この様子だと、澤柳先生は何も知らないようだ。
『ただし!授業はまじめに受けること、授業中に変な部活動同士の争いを作らないようにしてください!作戦会議等は可能!尚、帰宅部に関しては、帰宅部として参戦するもよし!別の部活に仲間として入るのもよし!開始は明日の部活動開始時間と同時!それまでにしっかり準備をするように!』
そう言って、ガチャリと音がしたかと思うと、また怠けたような音が響き渡った。
澤柳先生は顔を真っ青にして
「職員室に行ってすぐに戻ってきますので、自習しているように!」
とだけ言い残し、走って下の階に向かっていった。
今のうちに、この学園、浜町天邪鬼学園にある部活動と、顧問を伝えておこう。
運動部部門
陸上部(男女共同)
顧問:日村先生、澤柳先生
副顧問:天野先生
男子テニス部
顧問:築山先生
副顧問:鈴木涼太朗先生
女子テニス部
顧問:田中彩乃先生
副顧問:望月先生
男子サッカー部
顧問:伊藤陽太先生
副顧問:吉野佳奈子先生
女子サッカー部
顧問:鈴木信司先生
副顧問佐藤金五先生
野球部
顧問:原田先生
副顧問:中原先生
ソフトボール部
顧問:佐藤陽菜先生
副顧問:高橋先生
男子バスケットボール部
顧問:森田先生
副顧問:桜井先生
女子バスケットボール部
顧問:吉村先生
副顧問:胡蝶先生
男子卓球部
顧問:豊田先生
副顧問:山本先生
女子卓球部
顧問:渥美先生
副顧問:平野先生
女子バレーボール部
顧問:平田先生
副顧問:吉野心汰先生
男子バレーボール部
顧問:西川先生
副顧問:高林先生
柔道部
顧問:野末先生
副顧問:河村先生
剣道部
顧問:星野先生
副顧問:山中先生
弓道部
顧問:新崎先生
副顧問:吉村先生
文化部
美術部
顧問:小池先生
副顧問:高山先生
吹奏楽部
顧問:井村先生、姫野先生
副顧問:坪井先生
軽音楽部
顧問:和久田先生
副顧問:鈴木陽菜乃先生
パソコン部
顧問:尼野理奈先生
副顧問:吉田火野助先生
科学部
顧問:仲村先生
副顧問:中村先生
英語部
顧問:Mr.アーディ
副顧問:Ms.レイカ
太鼓部
顧問:堂本先生
副顧問:菖蒲先生(苗字不明)
放送部
顧問:原崎先生
副顧問:高柳先生
ダンス部
顧問:田中陽葵先生
副顧問:須崎先生
演劇部
顧問:山川先生
副顧問:川崎先生
帰宅部
顧問:なし
副顧問:なし
とまぁ、こんな所だろう。
苗字しか知らない先生の方が多いのは仕方が無い。
まだ知らない部活があったら、また今度紹介しよう。
それ以前に、今は溜まった宿題を終わらせなければ、、、、、!
因みに、私の部活はパソコン部の幽霊部員
この先、不安でしか無いけども
頑張って生き残らなければ
佐藤芽以の感想
「戦争か!馬鹿馬鹿しい!死人が出たらどうするつもりなんでしょうね!!絶対に死にたくはありませんよ!!」