『再会からの親密な関係に!?!?!?』
アラジン「………蓮さん」
蓮「なんだ?」
アラジン「聴きたいことあるんだけど……良いかい?」
蓮「構わないよ」
アラジン「じゃあね…聴くんだけど」
アラジン「何故煌帝国の城に堂々と潜入しているんい?」
蓮「潜入?…ふふ…何を人聞きの悪いことを」
蓮「門を潜ってきたでは無いか」
アラジン「うん,確かに潜ったけどね,兵の叔父さんも白雄お兄さんの名前聞いたら通してくれたね」
蓮「白雄殿,白蓮殿に紅炎殿,紅明殿白瑛殿の知り合いと言ったら案外すんなりと通してくれたな」
蓮「其れが何か問題でも?」
アラジン「…潜ったというより蹴り破ったの方が正しいんじゃないかい?」
蓮「なんの事やらクスクス」
アラジン「門番の人も名前聴いたからより蹴破った蓮さんに対しての恐怖で動けなかっただけじゃ……」
蓮「入るなら盛大に行かないとつまらないだろクスクス」
アラジン「後その格好って」
蓮「道家の正装だが…」
アラジン「似合ってるよ」
蓮「ありがとう」
その頃宴用の大広間では初代皇帝で在られる練白徳その隣には皇后陛下の練玉艶が座りそれを中心に練紅徳と妻,御子息,御子女様が座り他国の王や幹部が座っていた
今回の宴は初代皇帝の誕生日と2代目皇帝として玉座を跡を継いだ練白雄の即位を祝うための宴であった
ソロモン「練白雄殿此の度は御即位おめでとうございます」
ソロモン・ヨアズ・アラブヒム…アルマトラン国2代目国王
白雄「ありがとうございます…ソロモン王」
シンドバッド「おめでたい事ですね」
シンドバッド…シンドリア国王
シェヘラザード「そうですね」
シェヘラザード…レーム帝国女王
白蓮「そういえば高華国の皇帝陛下はまだお見えになっていませんね」
ソロモン「お会いしたことも無いな」
シェヘラザード「高華国…我々の国よりも前からある国…果たしてどの様な方なのでしょうか?」
ドバンッ!!!!!!
全員「!?!?!?!?!?!?!?!?」
ソロモン「何だ!?!?!?」
コツコツコツ…
蓮「……………」
アラジン(堂々としすぎだよ蓮さん)
シンドバッド「アラジン!?!?!?」
周りがザワザワとしている中蓮は無視し堂々とした状態で白徳帝の前まで無言で歩く蓮であった
白徳「…………」
蓮「……………」
白徳「久しいな……元気にしておったか?」
蓮「嗚呼少しトラブルもあったがな」
蓮「扉蹴り破って来てすまんかった」
白徳「お前らしいからよい」
蓮「ふふ……改めて高華国100代目皇帝 道蓮と申す,おくれて参ったこと深くお詫びします」
全員「!?!?!?!?!?!?」
白瑛「蓮殿!?!?」
紅明「お知り合いだったのですか,白瑛殿?」
白瑛「少し前に報告した命の恩人です!!」
白徳「娘を助けてくれたのはお主か感謝する」
蓮「どういたしまして」
蓮「白雄,白蓮,紅炎,紅明も久しぶりだね」
紅炎「無事用事は済んだのですか?」
蓮「うん…今2人はそれぞれの国に居るよ」
蓮「此処にも来てるんじゃないか?」
蓮「即位おめでとうございます…練白雄殿」
白雄「ありがとうございます」
蓮「それじゃ挨拶も済んだし飲もうぜ徳ちゃん」
白徳「おっ珍しいのお主から誘ってくるとは」
蓮「今日は2つの意味で特別な席だ」
蓮「今日だけだよ…今日だけ」
全員「徳ちゃん!?!?!?!?!?!?」
シンドバッド「煌帝国の初代皇帝に向かってちゃん付けって肝が据わってるな」
ソロモン「彼女が100代目皇帝 道蓮,美しい美貌なのだな」
シンドバッド「おぉもしかして狙ってるのか,ソロモン王」
ソロモン「違う!!」
シェヘラザード「…其れにしても彼女は不思議な人です」
白徳「酒を飲みながら本題に入ろう」
白徳「わざわざ酒を一緒に飲もうというぐらいだ,話があったときしかお前から誘ってこないだろ」
蓮「………先日黄河一族の娘達が誘拐された」
蓮「それも煌帝国第一皇女練白瑛の部下呂斎が率いる部隊によってだ」
全員「ザワザワザワザワザワザワザワザワ!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」
蓮「其れだけではない練白瑛の暗殺も企てていた,俺が居なかったら完全にあの世行きだった」
白徳「白瑛から報告された,娘を助けてくれてありがとう」
蓮「礼には及ばないよ」
蓮「それとその少し前に黄河一族は正式に高華国の傘下になった」
蓮「俺は好んで争う気はない,だけどなもし高華国の民や傘下になった者たちに危害を加えるなら」
蓮「煌帝国を徹底的に潰す,煌帝国だけじゃない此処にいる王が収めている国全部だ」
蓮「高華国を……俺を見くびるなよ白徳」
蓮「いつでも此方は潰せるんだからなっていう唯の宣戦布告」
蓮「お前らがやって来なければしないさ」
白徳「呂斎に付いての処分は此方で既に下してある」
白徳「約束しよう,決して高華国には手を出さんし出させはしない」
蓮「そう言ってくれるとは助かるよ」
白徳「興はもう遅い止まってゆけ」
蓮「本当!!有り難く泊まらせて頂くよ!!」
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