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『彼らとの再会そして危機』

シンドリアを去ってから俺らは智打鐘高源ちぃしゃんこうげんに来ていた


蓮「此処が黄牙コウガ一族が住む智打鐘高源ちぃしゃんこうげん………か」


結局俺は一族が居る高華国には戻っていない

否,戻っている最中だ

シンドリアでユンと別れ蓮は1人で来ていたのだ


蓮「静かな所だ……」

蓮「……高華国まで後少しかな?」


??「誰だお前!!」

蓮「……ん?」

蓮「おいおい唯の旅人さ…今自国に帰ってる最中」

蓮「俺の名前は道蓮タオ レン,あんたの名は?」


??「俺は…ドルジ」

蓮「…そう宜しくドルジ」

??「ドルジ!!何してるの!!」

ドルジ「……トーヤ」


トーヤ「其方の男性は?私の名前はトーヤ」

蓮「道蓮タオ レンだ…後すまないが俺は女だ」

ドルジ「そうだったのか!?!?!?!?」

トーヤ「……タオ……タオ


蓮「トーヤ?」

トーヤ「!?!?!?!?ババ様に知らせないと!?!?!?」

トーヤ「2人共一緒に来て!!」

ドルジ「お,おう!!」



トーヤ「ババ様!!」

ババ「どうしたのじゃ…トーヤ?」

トーヤ「ババ様は道家タオ けの事知ってるよね」

ババ「道様タオ 達に我ら黄牙コウガ一族は仕えてきておったからのう…しかし99代目当主が亡くなられた日から此10年蓮様が当主としての力を授かったと聴いた…」


??「其のタオさんっていう人ってどんな人達なの?」

ババ「道家タオ けは元々暗殺稼業を生業としている一族…だが2代目前当主が高華国という国を作り繁栄させて行った,煌帝国よりも歴代のある国なのじゃ」


ババ「ファナリスよりも強い身体能力,我ら黄牙コウガ一族よりも丈夫な身体,煌帝国より優れた知能」


ババ「現当主は煌帝国と同等と言っておったが同等と言えるレベルではない, 道家タオ けこそ世界のトップと言われているほどじゃ…」


ババ「現当主で在られる道蓮タオ レン様はよくババ様…ババ様と言いながら黄牙コウガ一族に遊びに来てくださっていたのじゃぞ」

ババ「それでトーヤ其の道家タオ けについて何故聴きたかったのじゃ?」


トーヤ「実はね…さっき道蓮タオ レン様に会って着いてきてもらったの」

蓮「久しぶりだなババ」

ババ「おぉ何と…本当に蓮様なのですか!?」

蓮「無論…正真正銘の道蓮タオ レンだ」


ババ「御無事で何より」

ババ「数日前鷹から奴隷商人に捕まったと知らされた時はこのババ心臓バクバクになっておりました」

蓮「心配かけてすなかった」


蓮「会いたかったぞババ」

ババ「私もです」


??「お兄さんが道蓮タオ レンさん?」

蓮「君は?」

アラジン「僕はアラジン旅人さ」

蓮「俺は道蓮タオ レン…後女だ」

アラジン「そうだったんだねごめんよ」


蓮「構わないよ」

アラジン「ならいいんだけど…」

蓮「アラジン…アリババの知人か?」

アラジン「アリババ君を知っているのかい!?」


蓮「シンドリアで会ってな…その時知り合い貴殿に着いて話しておった」

アラジン「アリババ君は元気そうだった?」

蓮「嗚呼其れにモルジアナも一緒でアラジンの事を心配してた」


アラジン「そうだよね…早く会いたいよ」

蓮「そうか…」

蓮「ババ…否チャガン・シャマン殿」

蓮「もう一度我ら高華国と共に歩んでは貰えないだろうか?」


ババ「勿論共に歩みますぞ…今更すぎますぞ」

蓮「感謝する」

ババ「トーヤ…ドルジ」

2人「はい」


ババ「一族の皆を集めよ」

ババ「これから先高華国の傘下におり煌帝国の傘下にはくだらないと…公言する為に」

2人「分かりました!!」



広場


ババ「皆の者よく聴け,年代が上の奴は知っていると思うがこれから先黄牙コウガ一族は道蓮タオ レン様が納めている高華国の傘下におり,煌帝国の傘下にはくだらないこととする!!」


全員「ザワザワザワザワ」


男「道家タオ けってあの歴代の一族か?」

女「煌帝国にくだらないって事は私達本当に高華国の傘下におりるのね」

爺「懐かしい名じゃな…賛成に決まっておる!!」


婆「そうじゃ,煌帝国にくだるくらいなら高華国の傘下に落ちるわい!!」

男「そうだ!!」


全員「ザワザワザワザワ」


蓮「俺は別に黄牙コウガ一族を兵の道具にしたい訳でも駒や奴隷にしたい訳でも無い」

全員「…………シーン」


蓮「家族として共に生きたいんだ…此世界に生を授かり生まれ落ちた者は皆平等で自由を手にしているそう考えている,唯地位や権力境遇に縛られずに明日を笑って行けるよう共に歩み進んでいきたい」


蓮「どうか俺と一緒に生きて行く事を許して欲しい」

男「何言ってるんですか!!」

蓮「…!?!?!?」

トーヤ「私達の事をそんな風に言ってくださった人なんていなかった…女は子を産む道具とも言われて来たわ,でも家族と言ってくださった貴方に皆着いていきたいと思ったのよ」


蓮「………トーヤ」


蓮「…ありがとう…そしてよろしく黄牙コウガ一族の皆」


全員「よろしくお願いします,蓮様!!」






其れから数日間と言っても4日

黄牙コウガ一族とアラジンと共に過ごしたが事件が起きた


ババが煌帝国の弓矢に撃たれ,一族の女子おなごが全員誘拐されたのだ,そのせいで男たちは怒り立っていた


蓮「男達は全員助けにいけ但し殺すな生け捕りにするのだ」

蓮「煌帝国の兵は俺が行く」


蓮「行くぞ!!」

全員「おう!!!!!!!!!!!!」


蓮「ババ…安息香ヨア・レーグ

アラジン「傷口が治った!?!?!?」


蓮「行くぞアラジン」

アラジン「うん!!」


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