『再会』
翌日
ユン「此処がレーム帝国」
ユン「蓮は空間移動や浮遊魔法が得意なんだな」
蓮「訓練を受けてきたからな」
蓮「後今はマント外すなよ」
ユン「何で?」
蓮「見てみろ…ファナリス兵団がいる外すと絡まれる」
ユン「あ〜ね」
ユン「でももう遅いみたいだけどね」
蓮「最悪」
ムー「少し失礼……マントの下見させて頂いても?」
蓮「何故?我々は唯の旅人故見せる必要が?」
ムー「今此処らで密輸密売が行われております」
蓮「それで?」
ムー「顔を隠していたり怪しい者は取り調べるよう王からのお達しなのです」
ムー「どうか御協力お願い致します」
蓮「いいでしょう但し条件がある」
ムー「何でしょうか?」
蓮「ルーランという男に会わせろ」
ルーラン「俺が何でしょうか?」
蓮「久しぶりだなルーラン」
ルーラン「……えっ?」
マントを外す2人
ルーラン「蓮様!!」
ミュンロン「知り合いなのか?」
ルーラン「はい!!俺の大切な主人です!!」
蓮「ルーラン言っただろ俺は主人じゃなく相棒だろ」
ルーラン「そうでしたね」
ルーラン「蓮様が来たということはもしかして……」
蓮「嗚呼俺の金属器を受け取りに来た」
ルーラン「待っててください,持ってきます!!」
ルーラン「これですね」
蓮「ありがとうルーラン」
ムー「金属器が5つも!?」
ルーラン「蓮様はあと5つ金属器を持ってるんですよ!!」
ロゥロゥ「10個の金属器を持ってるのか!?有り得ねぇ」
ユン「蓮意外と凄いんだな」
ルーラン「蓮様を呼び捨てするな!!」
ルーラン「抱きつくのも止めろ曲者め!!」
ユン「お前のものでは無いんだしいいでしょ抱きつくぐらいさ」
ユン「嫉妬は見苦しいぜ餓鬼」
ルーラン「…………ッ(ムーッ)」
蓮「止めろ2人共皆の前で…大人気ないぞユン」
蓮「ルーランを余り虐めるな」
ユン「ごめんって」
蓮「ルーランは此処にいるか?」
蓮「それとも俺と来るか?」
ルーラン「…………ッ」
蓮「………………否ルーランお前は此処に残れ」
ルーラン「……えっ!?」
ルーラン「どうして……」
蓮「初めて俺以外と共に過ごせてるんだ無理に連れて行く気は無い」
蓮「ムー殿ルーランを頼んだ」
ムー「わかった」
蓮「それじゃ俺らは行く…またなルーラン」
ルーラン「はい,ありがとうございます!!……蓮様!!」
蓮は金属器5つを無事受け取りレーム帝国を去った