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マナ変換炉

「! ママの餃子だ!」


一口食べると、ミコナが声を上げました。あの頃はまだ小さかったからよく覚えてないけど、匂いと味ではっきりと思い出せてしまったんです。


「そうだね。ママの餃子だ」


ハカセも、お昼に続いての餃子ですけど、とても美味しそうに食べます。内心、しみじみと噛み締めるように。


「喜んでもらえたんやったらワイらも本望や」


ティーさんが尻尾を振り振り自慢げにふんぞり返ります。


「でも、本当は、チューブのニンニクじゃなくて、生のニンニクから作った方がもっと風味も出るんだけどね」


ウルも少し自慢げです。


ミコナやハカセが<ママの餃子>だと分かってくれたことが嬉しかったんですね。


そして、ミコナや博士と一緒に餃子を食べます。


<かぷせるあにある>達は、マナがエネルギーになっているので食べなくても平気なんですけど、食べようと思えば食べることもできる。しかも、食べたものはそのままマナに変換されるという。ハカセがそう作ったわけじゃなくて、マナというエネルギー自体が、マナが満たされた空間に物質を摂り込むとそのままマナに変換することもできる性質があるんだそうです。その際、物質の何割かが電気と熱にも変わります。


しかもそれが、この世界のエネルギー源にもなってる。


<マナ変換炉>というものが電気や熱を生み出しているんです。マナ自体が、物質をマナと電気や熱に変換することで、大変な高効率でエネルギーを生み出してくれる。生ゴミ一キロで、一般的な住宅で使われる数日分の電気と熱を発生させることができるとのこと。


実は、<かぷせるあにまる>自体が、超小型の<マナ変換炉>でもある。


マナ変換炉の理論を基にしてハカセが発明したのが、<かぷせるあにまる>ということですね。



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