賞味期限切れ商品を売るのは日本だけ?
最近流行り?の日本叩き。持ち出す数字は正しいのに解説に事実誤認があったりする謎の本文。
まぁ下り基調であるのは合ってるんでしょうし別にそれを書くことを批判する気はあんまり無いんです、ただ事実を突きつけるって書くならそれなりに下調べは求められるのでは無いかなって考えたりもします。幸福度ランキングの調査に男女平等は入ってないとかね。
本題なんですけど、賞味期限切れの食品を売るのは別に日本が始めたことでは無いですよ。というかその手の話は大体ヨーロッパが先行してやってるんですよ、所謂エコ活動的なやつなんですから、あれ。
本格的に始めたのがデンマークのスーパー。ドイツにもSirplusって名前のワケあり食品専門店みたいなスーパーチェーンがあったりして、ビジネスとしても成功しているみたいです。イギリスも一時期試したみたいなニュースは出てきますね。試した結果どうなったかはよくわからないんで、あそこはやめたのかもしれない。フランスとかは賞味期限切れは捨てずに慈善団体に寄付してるみたいですね、困窮した人たちに配るみたいです。
さて、これらの国がなんでこんなこと始めたかというとこれは単純で食品ロスを減らすためだとされています。日本で話題になってたところもそういう風に説明してます。ドイツやらデンマークやらを衰退国っていう人はあんまり見たことがないんで、これをもって日本はゴミを売るほど貧しくなったという言論はちょっとピントずれてないかなと思います。海外の事例紹介してるの見ても大抵は日本もやるべきではみたいな好意的な書き方ですし、貧しいからやってるんだって書き方は見ませんし。
あと、賞味期限切れイコールゴミみたいな認識もどうなんだよって思いますが。あいつらゴミ売ってるって書くってあんまり良く無い発言なんじゃないですかね?賞味期限切れはそこまで過敏になること無いっていうのは割とよく言われることでは。元々味に関する期限の上安全係数も掛かってますしね。消費期限切れ売ってたらゴミ売ってるようなもんだって批判ならまだわかりますが。
別に食べ物はドンドン捨てていくのが豊かさ、幸せさの象徴なんだと言う意見持ってても良いと思います。全員がエコばっかり気にしてる社会はそれはそれで嫌ですし。ですがまだ食べれるのだしなるべく使って廃棄を減らそうと言う考え方は貧乏人にゴミを売りつける貧しい国ならではの発想みたいな考え方はあんまり好きになれません。そもそも廃棄になるほど作るなよみたいな意見ならわかるんですけどね。
どうでもいいけどジュースとかの細菌チェックなんてしたらむしろ密封性保たれなくなってやぶ蛇なんじゃ。




