1 神との会話
真っ白い空間に2人の男、いや、1人の人間と、1人の神がいた、彼らは話し合っていた、人間は笑顔で、神は疲れた顔で・・・。
「初めまして、上之昇さん」
「え?・・え?!なに?ここ?!」
上之昇は狼狽えていた、(朝か・・・)とおもったら変な所にいて美少年に話しかけられたのだから、驚く事は当たり前だと言えるのだが・・・。
「ここは、神である私の空間です。」
「神?じゃあ、俺って死んだの?!」
「いえ、違います、私が、あなたに頼みたい事があって呼びました。」
「なるほど・・・、頼みか・・・、ズバリ異世界転生だな!!」
昇は、小説などの状況に似ている事からすぐに落ち着きを取り戻し、鋭い?洞察力で言い切った。
「うぇ!?何で分かるんですか!?」
神もさすがにわかると思ってなかったので、澄まし顔が崩れている、
「なるほど・・・、異世界で魔王的なのが復活して危機におちいっていると・・・。」
「いえ、そうではないです。(一様あってるけど)」
「なに!?」
「向こうの世界で勇者召還が行われたので、勇者の選別と祝福ですね。」
「勇者の選別?」
「ええ、カクカクシカジカで・・・。」
話が長くなるのでカットである、決して作者が面倒になったからなどではない、そう、決して作者が面倒になったからなどではない。
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昇が神から聞き出したのは以下の事である、
神の管理する世界で勇者召還の儀式が行われたので、昇の居る世界で勇者の選別をしたんだとか、そして、この勇者の選別で、その異世界に似た世界のゲーム『NO END ONLINE』があったので、そのトッププレイヤーである自分に白羽の矢が当たったのだとか、ちなみにゲームから選んだのは最初から作るより、データをそのまま物質化する方が楽だからだそうだ、次に祝福だが、神が昇に一つだけ特殊な力を授けるらしい、ちなみに、昇のデータは最強であるので特殊なシステムや能力、種族の変更等が限界らしい、ちなみにステータスの確認などは元から出来るようになるらしくそこは祝福に含まないようだ、そして、祝福の内容だが、特に欲しいのが無かったの「これ以上に強くなり続けれるようには?」といったら神が種族で魂食いがあるというので、詳しく聞くと、魔物や人の持つスキル等を殺した際に奪えるようになるらしい、ちなみに不老不死で、死は自分で決めれるらしい、特に姿に変更が無いようなので、昇はそれにきめた。
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「それじゃあ、がんばってください。」
「ああ、ありがとな・・・。」
それだけ言って昇は異世界に旅立っていった・・・。