キ%(=@€>&<;(?#ョ|{_^]]~
神。
それは世界を統べる者たちの総称。
神。
それは人々の信ずる先にある偶像。
神。
人々を創り、世界を与えた創造主。
神。
俺の上位にある者と、下位者たち。
俺はそう、死んだ。
死因は……
どうやらまだ"知り得て"いないらしい。
生まれは、西暦2014年の5月24日。
時間は午前9時12分38秒前後。
これは"知り得て"……いや、言い方がまずいか。
これは、"覚えている"。
そう言ったほうがいいな。
いや、まあ言ってもいいか。
俺は死に、そして転生した。
偉大なるこの世界を統べる大神、シノレアノード様の力によりこの世界に生まれ変わった。
私の名は、Aとでも言うべきなのかな。
名前は忘れているみたいだ。
シノレアノード様は、俺の記憶についてこう言っていた。
「か……いやA。お前の記憶は、取り戻さなければいけない。その為には、真実を知らなければいけない」
誰がとったのか、何故捕ったのか、まったくそういう説明はなく、ただ真実を知れと言ってくるシノレアノード様。
どこかその様は現実味がなく、朧気。
まさに神々しいという様。
真実。
それは、知るべきもの。
真実。
本当にそれは、存在するだろうか。
真実。
知らなくてもいいことだ。
真実。
知ってはいけない。
真実。
そんなものは存在しない。
真実。
辿り着けないもの。
真実。
それは嘘。
俺の頭には、そんな意味不明の思考が巡っていた。
前世ではこんな詩人だったのだろうか。
思い出せばわかるということか。
その為には、真実を知れと。
何の真実で、誰の真実か、そんなのは知らない。
教えてはくれない。
けど、前世の記憶を奪われたってのは癪に障る。
俺は、俺自身のものだから。
「覚悟は?」
「見せてください。真実とやらを」
俺は、真実を知った。
全ての。
「真実を知って、どう生きるか……お前は、どうする」
決まっている。
「俺は―――」
ただ、俺は自分を知りたかった。
だから俺は、今こうしている。
選択とは、時に間違えるらしい。
Aは、復讐の人生を選んだ。
どう生きるのか、選択はいづれ現れる。
「待ってろ、ユウクイン!!」
さて彼は、何を選ぶのか。




