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おかしな日記'20  作者: 明智 颯茄
9/9

比喩

 毎日少しずつ、新しい小説を執筆中の私。比喩で頭を悩ませているのだ。

 喉元まで出かかっているが、言葉が見つからないもどかしさの連続。難しいものだ。


 手元には、様々な辞典が控えている。


 感情表現辞典。

 感覚表現辞典。

 擬音、擬態語辞典……などなど。


 今までは本棚の肥やしとなっていて使わなかったが、今回から調べてみようと決心した。

 いざ引いてみる。


 ん〜〜?

 これは、この言い方じゃない。

 これも違う……。


 の繰り返しで、結局のところ、あまり使わずじまい。元の木阿弥もくあみで、消化不良になりながら執筆を続けているが現実である。


 昔読んだ、浅田 次郎さんの小説で、感動した一文があった。それは、


 空が立っていた――


 だった。この方は何と才能のある方なのだろうと思った。たったこれだけの文字数で、芸術をやってのけてしまうのだ。私もいつかこんな文章が書けるようになりたいものだ。


2020年7月7日、火曜日

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