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文字数
文字数。小説を書いている者にとっては、逃れられないものである。
私はどちらかというと、文字数が大幅にオーバーするタイプ。アニメ化された『心霊探偵はエレガントに〜karma〜』などは、章によっては、五万六千字となった。
新しいシリーズ『ignorace』はプロット作業も終え、本文をただいま執筆中。二つの章を書いてみて、
おやまあ、文字数がとてつもなく少ないではないですか。二千から三千文字とは。余分なことを書かなくなったのか。私も成長したもんだ。
なんて喜んだの束の間、次の章は二万字越えだった。結局のところ、ト書きが多くなってしまう。しかも、登場人物が多いから、どうしても書くことは増えてしまうのだった。
ボチボチ書いていくか。一応の締め切りは八月末だが、いつ放映するという具体的な日にちは決まっていないのだから。
だが、やはり面白い。設定などを決める時もそうだが、本文を書いている時は、すこぶる気分がよい。
2020年7月1日、水曜日