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ネバーランドの鬼と僕  作者: 薬売り
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僕の小さな大冒険 5話

 ピーターパンは、喜びを教えるのが得意なんだ。


 だって、永遠に大人にならない彼の心の中には喜びしか無いんだ。


 そして、僕らはネバーランドへ旅立った。


 ピーターパンは言った。


 あっという間だって。


 たしかに、まっすぐ向かえばそうかも知れない。


 でも、ピーターパンは、とても気紛れで他人の事なんかおかまいなしなんだ。


 あっちこっちへ寄り道して、それこそネバーランドへ行くって事すら忘れる始末。


 これには、ほとほと呆れたよ。


 でも、僕も小さかったから、気にならなかった。


 同じように僕も気紛れでピーターパンの事なんか気にして無かった。


 ただ、一緒に案内してくれたティンカーベルっていう妖精はヤキモキしていたみたいだけど。


 そんなこんなで、結局、僕がネバーランドへティンカーベルに連れられて辿り着いたのは3ヶ月後だった。


 この時、ピーターパンは、どこかに行ってしまった。


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