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僕の小さな大冒険 20話
「あぁ・・・ジェーン」
とうとう婦人は、泣き崩れてしまった。
「大丈夫、助けます。そのためにお集まりいただいたんですから」
この婦人の出現は、僕には幸いとなった。
婦人の様相で事態の深刻さと信憑性が増した。
他の親達も協力を申し出てくれた。
僕達は、行動を開始した。
沢山の寄附を募った。
僕達の他にもロストチャイルドの親達や、連れて行かれた子供の親が沢山の寄附をしてくれた。
かわいそうだけど、ついぞ彼らの子供達は帰って来なかったけれど。
彼らの子供たちは、旅立ってから数十年が経っていた。
きっと、彼らの子供たちは不毛な戦いの犠牲になったのだろう。
あの自由で残酷な小さな暴君のせいで。
集まったお金で船を建造した。
大きくて最近発明されたディーゼルエンジンを搭載した新鋭艦だ。
大砲も沢山積んだ。
そして、誰にも内緒で用意したものがある。
ネバーランドに着いたら掲げる、大切な物。




