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ネバーランドの鬼と僕  作者: 薬売り
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僕の小さな大冒険 2話

 そいつらは、見たことも無い不思議な恰好で、顔も僕達とは全然違う。


 背中に羽が生えている奴までいるんだ。


 なんにも考えていなかったからこの不思議なやつら、妖精だって言うのを知ったのは、もっとずっと後の事だった。


 でも、ここでは妖精って言うね。その方が分かりやすいし。


 妖精は、僕の前に油断して姿を現したんだ。


 妖精ってやつは、普段、人間にはとても警戒してほとんど姿を現さないで隠れているんだ。


 だから、物珍しそうに僕を見るくせに、目が合うと叫びながら逃げて行くんだ。


 僕が二つ目に味わった感情は、寂しさだった。


 信じられるかい?


 赤ん坊が最初に感じるのは、普通は安心と喜びだよ?


 それを感じる間も無く絶望と寂しさなんて。


 僕は、なんて不幸なんだろう。


 って、あの時の僕も思ったよ。


 そしたら、あいつがやって来たんだ。


 緑の羽根つき帽子に、葉っぱの服。


 生意気そうな鼻と、自信満々の瞳。


 そして喜びと冒険心が体中から溢れていた。


 あいつは、僕を見つけると言ったんだ。


「ああ!またロストチャイルドを見つけちゃったよ」


 大袈裟な身ぶりで、さも大事にでくわしたみたいにさ。


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