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青空の下、君のとなり。  作者: ラプラス
ひと夏の恋なんて信じない
4/8

家出少女は野宿が出来ない




自分で重苦しい雰囲気を作っておきながらなんだけど……

き、気まずいっ!!!



そんな空気が嫌でいろんなことをぐるぐる考えていると




『あ!!』


思いわず声をあげてしまって雅紀くんがびくっとする





『ねぇ!』

いきなり大声をあげたせいかびっくりしてる雅紀くんに御構い無しに声をかける



『あたし今宿無しなんだけどこの辺に安い旅館とかありますか……?』



そう

思いついたのは今夜泊まる場所

行き先を決めずふらふらとこの場所に来たのはいいけど野宿はさすがにまずい


治安あんまり良くないみたいだし……



『あ、えっと……』


雅紀くんが突然のあたしの申し出に考え込む

なかったら最悪コンビニで一晩過ごすとか?


そんな事を考えながら雅紀くんの答えを待っていると



『えっと、一応あるにはあるんだけど……』


とりあえず野宿は免れられるっぽいけどその答えは随分と歯切れが悪くて

はてなマークのあたしにさらに雅紀くんが続ける



『うーん。。。とりあえず見てもらった方が早いかな!案内するよ』



そう言って膝の砂を払って行こう?と歩き出す

慌ててあたしも砂を払いキャリーバックを引きずって追いかける






雅紀くんの手には缶ビールの入った袋が握られていた

もしかしたら海で誰かと呑む約束をしていたのかもしれない


いろいろと教えてもらいっぱなしで申し訳なさすぎて

先を行く背中に声をかける




『もしかして誰かと待ち合わせしてた…?

そうだったらごめんなさい!

宿はお店の名前だけ教えてくれたら自分でいけるから……』



言いながら気まずくなりどうしても声が小さくなって言ってしまう





うつむきながら雅紀くんの言葉を待っていたら頭をポンとされる

そのまま顔を上げて見たらアイドル顔負けの満面の笑みで

『気にしないで?』って……






イケメンすぎるっ!!!!

何このイケメン!!!

女の子がされて惚れちゃう仕草全部わかってんのか!ってゆーくらいかっこいい


脳内フィーバーしてたらいつの間にか雅紀くんは一歩先を歩きながら早くーって叫んでる




あたしは煩悩を振り払うようにしながら走って雅紀くんを追いかけて行った











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