学校
試験週間でした。遅れてすいません。
短いですが、ペースは戻ると思います。
授業中やることは限られている。
テストも近いのでノートを取りつつ、暇があったらPKお使いペンを回す。周りに気付かれないように。
さらには気絶しないようにしなければならないから、結構精神を使う。疲労度がいつもと倍は違うなこれ。
昨日は11時に寝たから眠くならないな。
「武本君...武本君?」
「...あ、はい」
「ここの問題わかりますか?」
いや全く分かりません。急に当ててきたな先生。
分かりません、というと次の人に回った。ごめん。
やっぱり授業がおざなりになってるな。
テスト前はやめとくことにしよう。
特に急ぐことはないからな。
―
...やっと終わった。まだ1年の序盤なのに難しいな。
授業も終わり、皆部活に向かっている。
うちの学校は部活に必ず入っていなければならない。
俺はもともと入りたかったテニス部に入っている。
中学はソフトテニス部だったし。
「よう、頭突きマン...って泣くな泣くな。冗談だって」
泣きまねをすると驚いたようだ。誰が泣くか。
今おちょくってきたのは、同じテニス部の中村海斗だ。
他にも2人同学年のテニス部が居るが、海斗は小学校からの付き合いで1番仲が良い。
さすがに部活中にPKの特訓はできないな。
PKはテニスにも使えそうだが、さすがに練習中に気絶はしたくない。
普通にテニスに集中しよう。
やるからには地区でもいいから1番を目指したいからな。
―
部活も終わり、家に帰ると、母さんと姉さんが昨日のことについて色々質問してきた。
なにがおきたの?とかいじめられてないよね?とか。
PKの使いすぎです。とは言えないので、適当に答えておく。
飯を食べて風呂に入って、ちょっとだけ勉強をした後は、PSIの特訓だ。急ぐことはないが早めに伸ばしておきたい。
そこで思いついたんですよ。布団の中で気絶するまで特訓すればいいじゃないか、と。
そのまま入眠出来るんじゃないか、と。
1回気絶するくらいじゃ疲れも残らないし、俺は寝つきが悪いからすぐ寝ることも出来るというメリットしかない作戦だ。
気絶しなくとも使っていけば使える時間が伸びていってるからまだまだ暇があれば使っていきたい。
5話までですが全体的に少し変えました。
推敲があまりできないので、不出来な点はご指摘お願いします。