友人
設定やキャラが適当な感じになってますが、必死で考えてます。温かい目で見てくださいお願いします。
実験が終わりました。どうやら成長するタイプのやつだったようです。よかった。
実験と言っても、ストップウォッチで時間を計りつつペンを回す。気絶直前になんとかボタンを押して、そのままベッドイン。
目覚ましを掛けておき、目が覚めるとまたペン回し。
すると1回目は3分15秒だったペン回しを2回目は大体5分回し続ける事ができた。重さは寝る前に測ろう。今は飯じゃ飯。
とは言っても連続で気絶するのは流石に疲れるな。
気絶癖とかつけたくない。まあいいか。
―
どうも、全裸です。なぜならここは風呂だから!
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛気持ちいい...
沁みるね、疲れた心に。凄いね風呂は。
俺の好きな場所ベスト3に入れるなこれは。
風呂に入っていると思考がクリアになってくる。
取りあえずはこのPKを使ったマジックで手品師になることを目標としよう。上手く使えばバレることはないはずだ。
そもそも他に能力者はいるのか?
まあ突出してない俺が使えるんだから他にもいるだろう。
この国は平和だが、そのうち超能力を使った犯罪者集団とか出てくるのかな?出てきたら警察も超能力者で対抗するのだろうか。
中二心が騒ぎ出すな。まあ俺は手品師になるが。
他にも色々考えながらお湯を少し球状にして浮かす。
まあ当分はPSIの修行ってことだな。
三日坊主にならないよう、頑張るぞ!
―次の日―
「おはよう、昨日は大丈夫だったか?」
「おはよう、大丈夫だったよ。今もピンピンしてる」
「そりゃよかった、皆驚いてたぞ~、俊が机に頭突きかましたって」
今は親友の井上竜と昨日の話をしている。
机に頭突きって...恥ずかしいぞおい。
「マジかよ、高橋さん引いてなかった?」
「大丈夫だろ、驚いただけだったはず」
竜は笑いながら答える。引かれてなくて良かった。
ちなみに竜は彼女持ちだ。頭も良いし、所属しているサッカー部でも積極的に活動してるらしいから、当然だろう。憎い。
「おはよう、2人とも何話してんの?」
「俺が昨日机に頭突きした話」
「ああ、あれな。面白かったぞ~、凄い音だったからな」
今笑いながら傷をえぐってくるこいつは、上田友哉だ。こいつは陸上部だが、彼女はいない。ナカーマ。
基本的には竜、上田と3人で居ることが多い。
上田は高校からの友達だから名字呼びだ。
3人で色々話しているとチャイムがなった。
今日は気絶しないように特訓しよう。
俺はそう思いながら、自分の席に戻った。