第1話 プロローグ
初投稿です。
荒削りな部分もありますが、頑張りますのでどうぞお楽しみくださいませ。
俺は鹿島知之。17歳の男子高校生。
性格は根暗で且つネガティブ。人に対しては排他的だ。
見た目も中身も超冴えない。
鈍臭い。
何の取り柄もない。
こんな感じで17年も生きている。
俺はもう耐えられそうにない。
何に耐えられないかって?
そりゃ男性に対するプレッシャーが著しくなっているこの社会にだ。
いつの時代も男は生きづらい。「男は泣いてはいけない」「弱みを人に見せてはいけない」「弱さは罪」とかいつも言われ続けている。
そもそもこれらは法律で定められていないのに、社会通念として根付いているじゃん。どういうことだよ?
そんな社会のもと、未成年の男子にすら圧力がかけられている。
アニメやマンガの世界ではどんなにスペックが低くて他人には長所が一切伝わらないような主人公でもストーリーの関係上、救いの道があって最後にはこの世で一番の幸せ者になるという設定があるんだが、現実にはそんな甘い話がある訳もなく、むしろそんな奇跡を起こせる確率なんてゼロに等しい。
はぁ、俺なんで生きてんだろ・・・・・・。
いつの日も周りは俺を汚物を見るような目で見てやがる。
こんなのいじめじゃんかよ!この社会は俺みたいな弱者に冷たいじゃないか!
どうやって生きればいいんだよ!
解決の糸口も見つけられることもなく時が流れていく。
そして俺が今どんなふうに日常を過ごしてるかは、次の話に続く.....
ネガティブな内容なので書いてる私までネガティブになっちゃいます(笑)って笑えないやないかーい!