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庭シリーズ

レベル101くらいの庭

作者: 仲仁へび
掲載日:2026/01/31



 僕は庭。心が生まれてからまだ3年。

 庭自体は60年くらい前からあったんだけど、大切にされてきたから3年前に心が芽生えたんだ。


 そんな僕を手入れしてくれるのは、つね子おばあちゃん。お花がとっても大好きで、お庭の手入れが趣味。いろんなことを知っててすごいの。

 お花さんが好きな事とか嫌いな事とか、全部知っててお花の博士みたいなんだ。


 そんなつね子おばあちゃんんはとっても優しい人で、いつもゆっくりした口調でお花さんたちに話しかけてくれてるんだよ。

 お花さんたちもそんなおばあちゃんの事が大好き。

 頑張って育って、きれいなお花を見せてあげようって、気合が入るみたい。


 僕はそんなおばあちゃんの話を聞きながら、手入れされていくお庭を眺めるのが好きなんだけど、ある日大変な事が起きちゃった。

 つね子おばあちゃんがお庭で倒れちゃったの。


 とっても気温の高い夏の日だったから、熱中しょーだったみたい。

 それで救急車が来て、病院に運ばれちゃった。

 数日で帰ってこれたからよかったけど、前みたいにお庭の手入れができなくなっちゃったんだ。


 おばあちゃんのためにできる事ないかな。

 お庭を整えられなくなっちゃったせいで、おばあちゃんの元気がなくなっちゃった。

 僕も心がしょんぼりしちゃう。


 だけど、ある日お庭の神様がやってきて、僕がレベルアップできるようにしてくれたんだ。

 僕はお花さんが咲いたり、虫さんたちが遊びに来るたびに、レベル?っていうのが上がるようになったの。

 これをもっと上げれば、おばあちゃんの役に立てるんだよって神様がいってたから、頑張ってレべリング?してるの。


 そしたらスキルってものが増えて、色々な事ができるようになったんだ。

 自動でお水さんをぱしゃってしたり、雑草さんが増えすぎないように草刈りできたり、土の中の栄養をいいものにしたり。

 とにかくいろいろできるの。


 そして限界突破ってのをしたら、お庭の状態を写真やカメラに自動的に保存できるようになったんだ。

 昔みたいに毎日お庭の手入れができなくなったおばあちゃんは、すごく喜んでくれたの。

 お庭の神様には感謝しなくちゃ。

 倒れてから元気がない日が多くなっちゃったけど、今はまた昔みたいにつね子おばあちゃんの笑顔が見れるようになって嬉しいな。



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