表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
恋の案内人  作者: 翁
過去からの解放
105/255

29.花火大会前日 高橋花恋の場合

 ──コンコン


「花恋? 入るよー。・・・おやおやー? 浴衣なんて着てどうしたの?」


「お姉ちゃん! 返事する前に入ってこないでよ!」


「いいじゃないのー。ちゃんとノックはしたんだからさ。そんなことよりお祭りでも行くの?」


「うん。明日、花火大会行くんだー」


 花火大会か・・・。近くで花火大会なんてあったっけ?


「どこの花火大会行くの?」


「江戸川だよ」


 江戸川かー。随分遠くまで行くんだね。

 それにしても、前日に浴衣のチェックだなんて・・・。


「さては彼氏でもできたのかー? このこのー!」


「ちっ、違うから! 部活の友達と先輩!」


「なーんだ。つまんないのっ」


 せっかく恋バナできると思ったのになぁ!

 もし彼氏が出来てもその男はタダじゃおかないんだけどね!


「もうっ! からかうんだったら出てってよ!」


 ありゃりゃ。最近の花恋は反抗期なのかしらね。お姉ちゃん寂しい。しくしくー。


「あっ。そうだ。ちょっと待っててね」


 私は部屋にある物を取りに戻る。

 可愛い妹にプレゼントでもしてあげようじゃないか。

 なんて妹想いのお姉ちゃんなんだろ!


「お待たせー。はいこれっ」


「何これ?」


「髪飾りだよ。花恋に似合うと思うからあげる」


 私は花恋に髪飾りをつけてあげた。

 うーむ。なかなかどうして。


「ほら可愛い。浴衣にピッタリだね!」


「もらっていいの?」


「いいよ。もう私はつけないし」


「ありがとうお姉ちゃん!」


 嬉しかったのか、私に抱きついてきた。

 花恋ったら本当に可愛い! 彼氏作ったら許さないからね!


「楽しんでおいで。写真楽しみにしてるから」


「うん!」


 うんうん。

 青春してるねー! 楽しそうで何より!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ