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恋の案内人  作者: 翁
出会い
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introduce

「はしもとさんの未来を案内しに来ました」


 誰かが言った。


 ──ふと、考える。

『好き』とは何か。


 ずっと一緒にいたいと思うこと?

 手を繋ぎたいと思うこと?

 その人のことで頭がいっぱいになること?


  『好き』という捉え方は、人それぞれだと思うし、そういう私もこれといった決まったものはない。

 異性、友達、家族、さまざまな『好き』があると思う。


 では、『愛』とは何か。


 結婚したいと思うこと?

 愛してると言葉にすること?


 一般的に『愛』という言葉は、恋人や家族に使われることが多い。

 友達に愛してると言わないし、かくいう私も友達に言った試しがない。

 そう思うと『好き』と『愛』は似ているようで似ていない。

 私はそんな風に思っている。

  『好き』って気軽に言えるような気がするけど、『愛してる』ってそんな簡単に言えないし、なんだか重い。

 だから『好き』と『愛』は違うと思った。



 考える。



 私の今のこの感情は、どちらなのだろうか。

  『好き』なのか、それとも『愛』なのか。

 どちらが正解か教えてほしい。



「どちらも正解ですよ」


 誰かが、そう言ったような気がした。

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