おとぎ話 聖剣伝説
藍上さんが
おとぎ話にチャレンジするそうです。
まずは、怒濤?の聖剣伝説をあっぷ。
短編として、アップするのですが、様子を見ていろいろとアップする見たいですよ。
その家には一振りの剣がありました。
その剣はその家を守ると同時に世界を守るために存在しています。
そして、この剣を守るためにその家のものが代々その剣をまもっていました。
その家に住む現在の守り手である。トコトコは、産まれたときからその剣を守り、常に一緒ににおりました。
寝るときも湯浴みをするときも、お花をつ摘みににいくのも、一緒で、まるで兄弟のような関係でした。
しかし現代の守り手であるトコトコは密かにその剣に恋心をいだいていたのですが、その剣にとってトコトコから注がれるその思いはうんざりしていたのです。
その剣にとって常に一緒にいるまではよく湯浴みをするまではよかったのですが、まさか、お花を摘みにいくのまで一緒にいられるとは思ってなかったのです。
毎回毎回変な音を聞かされ、しかも変な臭いまでカガサレル身にもなってみろやぁ!
というのがその剣の言い分です。
そんなあるとき、トコトコはある理由から家を放れなければならない事態になってぢまいました。
その剣に身も心も捧げていたトコトコはものすごくなやんでいた一方でどの剣は、やったぜラッキーと思っていたのです。
しかし、事態は急変しこの町が二万人の山賊におそわれてしまったのです。
もちろん、トコトコの住まう家も二万人の山賊に蹂躙され、トコトコも山賊の歯牙にかかり息絶えてしまいました。今までその家とその町を守っていたその剣はトコトコが息絶えたことに清々していたのですが、やはり、他者から今まで守ってきたものを蹂躙されるのにはた耐えきれなかったと同時に今まで自分のせ世話をしてくれたトコトコのことが忘れられませんでした。
その剣は眼下で略奪行為をしていた山賊たちを見ながら怪しい光を放つのです。
剣から放たれる紫色のあやしい光はモアァと広がりとことこのなきがらを包み込んだのです。
すると、どうでしょう、あやしい光に包まれたトコトコはパッチリと目を見開き生き返ったのです。
生き返ったトコトコは周りを見渡すと。今まであやしい光を放っていたその剣を握りしめ、周囲の山賊二万人を瞬く間に切り伏せてしまいました。
そしてさらなる奇跡が起こり、蹂躙された家も、町もさすべてが元通りになったのです。
そして、そんな奇跡を起こしたその剣は生き返ったトコトコにまた、毎日のように肌身離さず一緒にいることになってしまったのです。
そして、その剣は同時に、うぜぇと思いながらトコトコにまもられていたのです。
やがて、その剣が聖剣伝と呼ばれるようになるのはまた、別のお話し。