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異世界転生幼女の英雄譚  作者: ひょうか.みかん
第6章〜小鳥遊優と雪国の巨獣と天使(エンジェル)〜
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65話〜フブキvs聖剣の暗殺者再び〜

 翌朝。


「使う武器はロングソード。降霊術や大半の魔法が無しなのはまあいいとしてこっちがやりたい事やれるのは有難い」

「お姉ちゃん盗賊なんかよりよっぽど悪い顔してるわよ」

「そりゃあな。向こうはよくて魔法剣と干渉魔法を使ってくるって前提なら。戦闘のルールで必要なのは抜け穴を見つけてフル活用する事にある。っと、最終調整付き合ってもらうよ」

「もちのろん!あ、ヒルダ姐さん呼んでくるね!ついでにアカツキちゃんも鍛えておこー」

 とりあえず剣術の修行を終えて入浴。

「ヒルダ姐さん万能ね。武器術は」

「あとは銃をちょいと貸していただければ」

「いやいや、渡したら作って扱えるようになると?」

「アレは流石に無理でしょ」

「行ける気がするんだけどねー」

 なんでこんな会話してるんだ。

 朝食後。教会。

 とりあえず観戦したいと言う意思があったコックリさんinミカンをついでに連れてきてもらった。

「これ、ほんとに教会?」

「城だろ。どこ探せばいいんだ?」

「こっちだ。多分中庭がある」

 本気を見たいって言ってたミカンをアイリスさんに連れて来てもらった。

 中庭。

「ルールは聞いてる。別にこっちからどうこうって話は無い」

「私も使うのはロングソードのみ、他の暗殺術には頼らないのでご安心を」

 地面に剣が刺さってる。これを使えと言う事か。アレだな、GET IT!の文字が容易にイメージ出来る。特に考えず剣を抜く。重さに問題はない。リーチも丁度いい。魔力もよく馴染む。

「いいぜ。どっからでも来な」

 正面から剣を振ってくる。普通のファイアソードだ。

「これでどうだ」

 アクアアドを付与した剣で受け止める。問題無い。9割定着出来てると、魔法剣の位階も受け止められる。流石と言ったところか。あの特訓もあってアクアアドも使えるようになった訳だし。

 その頃。

「おい待て、何でお前の弟子はアクアアドなんて高等技術使えんだ?」

「アクアアドは別に俺が教えた訳じゃない。アクアアドが難易度が高いのは魔力の定着が難しいからだ。それを何とかすれば使えるわけだ」

「魔力の定着。普通はそんな鍛え方はしねえ。常識的に言えば使える魔法の位階を上げる。前にユウがアイツを追い詰められた決定的な理由がそれだ」

「使える魔法にも限界はある。それに常識的じゃなくとも鍛える利点はある。定着率を上げれば複数の魔法での強化に期待出来る。ついでに魔法剣の習得もしやすくなる」

「まあそれはそうなのかもしれんが」

 教会。

「以前、シクサリスの時とはまるで違う」

「もう真似事なんざやってる輩には負けんさ。自分の技でもない剣術、そこに自分はいない。そいつが好きと言う思いとかそんな借り物の力には」

「まあ、見切られている以上否定はしませんが、それに干渉魔法で魔法剣と互角に渡り合える。そんなことまでしてしまうとは。次は風の剣を。風の力よ、我が剣に宿り暴風の剣となれ、ストームブレード!」

 とりあえずほぼ100ブリザードアドで受けるが若干キツい。

「にゃるほど〜。魔法剣の中でも上位の剣か。まだ、魔法剣を使うまでではないが、いいもん見せてやる」

「お?」

 剣に魔法回路を描く。

「魔法回路…構成!?」

「まーな」

 その頃。

「マジか、アイリス達が協力した特訓。魔法回路構成か。ってかあいつ魔法回路の構成に関係するスキルを持っているのか」

「それが出来るってのはめちゃくちゃだな」

「簡単に出来るもんじゃねーな、確かに。まあ使えるとなりゃ回路構成はアイツには向いてる技だ。使いこなせれば一気に強くなる」

 教会。

 ブリザードアドの剣でストームブレードを受け止める。

「余裕は無いが、優勢っちゃ優勢か」

「それはどうでしょう?」

 口で言ってみせるが実際そんな事はない。自分の限界まで定着するのは結構精神的な負担はある。消費魔力は少ないが、結構楽じゃない。魔法増幅の魔法回路を描いてある程度カバーしてるが。やっぱ魔法剣を使わにゃならんのは分かっちゃいたが、魔法剣の定着はまだいいとこ8割強だ。8割は問題なく定着出来るが干渉魔法よりは定着出来ない。その差がかなり大きい。やろうと思えばいけるだろうが、不完全な状態から定着を安定させようと思えば結構しんどい。

 でも、向こうがカラクリに気付いていない以上はまだやれる。

 ここまでで打ち合った感覚で分かるのはエリス・スカーレットの剣術のコピーだ。間違いない。アレンジも入ってない。まあ普通に戦うなら、初見なら通用しただろう。だが、本質に気付いた俺相手にそれを貫き通すのは無理だって気付いているはず。でも強がってる。ネタバラシすれば精神的に追い込めるか?もういい。出し惜しみ意味は無いからな。

「エリス・スカーレット」

 向こうの手が止まる。

「何故それを!?」

「最初は気づかなかったが、改めて振り返ってそう仮説が立った。で、今、確信に変わった」

「エリスってあのゲームの」

「そのゲームの」

「通りで私の剣を見切る事が出来る訳で。そうなると魔法剣の力量で勝負をするしか無いと」

「ああ、でも、今回はそれでも俺は負けないが」

「行きます!万物を焼き払う業火よ、我が剣に纏いて全てを斬り裂け、イグニスソード!」

「来たか。万物を凍てつかせる吹雪よ、我が剣に纏い全てを斬り裂け、シルバーブリザードブレード!」

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