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異世界転生幼女の英雄譚  作者: ひょうか.みかん
第3章〜結城蓮と恋しくて氷菓子(ドンドゥルマ)〜
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38話〜ワイバーン攻略〜

3/29にPVアクセス数1万達成致しました。本当にありがとうございます。

 キングワイバーンの洞窟。

「えっと、ふみふみ暗視魔法って使える?」

「ふみーっ!」

 ダークシーイングが構成されてる。すげえな。ほんとに魔法使えてる。

 とりあえず肩に乗っけて進む。戦闘をレンレンとノーラちゃん、後ろにコンを配置し、最後尾にタマモがいる。蝙蝠やデカい蜘蛛を前衛2人が処理しつつ進む。

「この蜘蛛使ってあの妙に美味いデカい蠍連れねーかな?」

「蠍は蜘蛛を、蜘蛛は蠍を食わんぞ」

「マジか」

「実証済みだ」

「別に蜘蛛はいいか」

 少し歩くと違和感を覚える。

「温い風」

「近いですね」

 ここ、でっかい亀裂から空が見える。

「みかん大先生や、お見えになったそうでっせ」

 赤銅色の身体の大きなワイバーン。おそらくこいつがキングだろう。

「タマモ、こいつがボスで間違い無いか!?」

「キングじゃが。まあその認識で合っているだろう」

「来い!スズネ!ヒルダ!」

 2人いっぺんに召喚する。

「ワイバーンでかっ」

「あたし達なら余裕よ。スズちゃん」

 スズネさん無理じゃね?って顔してるんですけど!?

「さてと、光よ護れ、炎を制する障壁ファイアガード、光よ護れ、風を制する障壁ウィンドガード、光よ護れ、吐息を制する障壁ブレスガード!」

「ちょっ、フブキ様それ私の仕事…」

「まあまあ、物理結界はコンのが強いの使えるからそれは任せる」

「任されました。んじゃ行くわよ!光よ護れ、力の障壁、フォースバリア!」

 フォースバリア、物防系の魔法。このレベルの防御系は今の俺には無理だ。

「んじゃコンは援護射撃に移行!スズネも射撃!ヒルダは前2人を援護しつつ氷付与、そこから槍!」

「分かった!お姉ちゃん!」

「了解にゃ!」

 今回は可能な限りサポに徹する。物理AT足りて魔法火力もそれなりなら。

「んじゃ、行くぜ!猫ねーちゃん!氷ねーちゃん!」

「え?あ、了解にゃ!」

「頑張ろー」

 ヒルダは割とノリ良いよな。

「妾は!?」

「援護射撃とかで」

 そこまでこの人の能力把握してないからな。

「さてと、今回は奮発だよ。お姉ちゃんにもまだ教えてない強力な魔法だからお姉ちゃんは詠唱覚えてね。負担大きいけど。龍の凍てつく力を我らの刃に与えよ。ブリザードエッジD!」

 レンレンとノーラちゃんの剣にブリザードアドより強力で定着してる魔法。エッジと言う事は刃物何かに定着力の強い魔法か。

 魔法を受けたのを確認してレンレンが動き始める。ノーラちゃんが続くが、圧倒的な足の速さの差でノーラちゃんが後ろから抜いて斬り込む。ワイバーンの傷口凍ってる。魔法性能やべえな。

 遠目に見る限り案外ノーラちゃんとレンレン息合ってるな。んじゃ俺もやる事やりますか。

「吹雪よ切り裂け、凍てつく刃、ブリザードカッター!」

 ワイバーンの左翼を落とす。

「マジで?みーちゃん」

「マジだよ。さてと、今回は久しぶりに、初めてみかんちゃんを頑張ってみようか」

 こっちの世界で本来得意なのは干渉魔法を活かした剣術。基本的にノーラちゃんいるし今はレンレンもいるから別にそれは必要無いかと思われる。

「信頼してっぜ、相棒」

「おうよ、相棒」

 ワイバーンが前脚を振り下ろすが結界は破れない。結界かてー。

「コンの結界すげえ」

「フブキ様の襲撃で破られた時からあたしだって鍛えてるんで!まあフブキ様の成長速度が異常なのでそれでフブキ様が壊せないかって言えば別でしょうが」

「いや、ワイバーンの爪防いだら立派なもんじゃないの?」

 多分今俺がコンの結界をぶち抜こうとすれば自分もかなりダメージ受けそうだし。

「そう言って頂けるならフブキ様を御守りする盾としては幸い」

 さてと、どうしたものか。遠射はそんなダメ通ってるとは思えない。だからと言って大規模な魔法はぶっぱ出来ない。シオンさんやアイリスさんみたいな多彩さや器用さ、選択肢も無いし。そもそもドラゴンの類ってゲームでもそうだけど防御力を重視した耐久値はかなり高いはずだから。

「そう言えばヒルダってどのくらいの魔法抵抗あるの?」

「お姉ちゃんのエクスプロージョンくらいは余裕かな」

「そこまで丈夫でフェルパー達にボコられてた理由が分からない」

「それはまたそのうち説明するね。っと、体内の一点が急に熱を持ち始めてるって事は」

 機動力あるノーラちゃんはともかくレンちゃんは回避厳しいかな。これは。となると。

「お姉ちゃんはレンちゃん達を後ろに下げて!コンちゃんは対炎結界を強めて!」

「分かった!」

「はい!」

 コンが上位の結界魔法を使う。そして俺は2人をアポートで転移させる。

「お姉ちゃん転移魔法使えんじゃん」

「自分を転移させない魔法だからこれ」

「うおっ、んな事まで出来んのか」

 そう言ってるとワイバーンが炎ブレスを吐き出す。

「あたしの氷はトカゲ程度じゃ溶かせないんだな〜これが」

 コンの結界の上から氷の結界魔法?壁?みたいなのが覆い被さるように発動される。

 氷って炎で溶けないものなんだな。じゃないんだろうけどこれはさすがと言うかやべーと言うか。

「氷ねーちゃんすげー。不一致こおりタイプって不一致ほのおタイプに勝てるんだ」

「その言い方やめろ。あとヒルダは一致こおりドラゴンだ。ワイバーンは飛行か炎かは分からんが」

「ん?マジか」

「ほらほら、集中しろー」

「つってもさ〜、中々にBD高すぎてダメ入ってなさげなんだよ〜、助けてみーちゃん」

 薄々勘付いてたってか誰でも分かるけどやっぱ耐久高えよな。

「あの、フブキ様前に出るおつもりですよね?」

 コンさん鋭い。バレてる。

「まあね。火力足りてないっぽいし削れる気しないから」

「ほどほどでお願いしますよ?」

 加減なんざ知ったこっちゃねえ。

 脇差とダガーを召喚し、アクアアドをかける。中々に難しいが最近習得出来た。

「みーちゃん水タイプかよ。不一致半減だぞ?」

「んな相性ゲームん中だけだっての。お前が考え無しに突っ込むから。さてと、レンレンよ、知ってるか?水ってのはダイヤモンドさえもぶった斬るpowerを持ってんだよ」

「それあっちの技術の問題だし、あとパワーを無駄にネイティブ発言要らね」

「行くぞ」

 拳を合わせた後、順手で持ったダガーを逆手に持ち直して、ワイバーンの股を抜けるように、左腿をダガーで斬る。続くように体勢を崩したワイバーンに追い討ちを掛けるようにレンレンが尾を斬る。

「部位破壊でもやったらあ!」

 それを聞いてノーラちゃんが右前脚を斬り、ヒルダが横腹を刺す。

 流れが変わった?確実に先が見えない状況から明らかに良くなってる。

「一気に決める。楽喜姫(ラッキープリンセス)!」

「みーちゃんがやるなら俺もやる。血鬼壊放!」

「それはやめとけよ」

「いーじゃん、みーちゃんばっかいいとこ持ってくなよ」

「取らねーしお前にやるっての。んなもん」

 陰に潜んでたふみふみにエンチャントをかけさせる。

「お前の大剣を寄越せ」

「は?」

「この刀で上手くやって気を引け。トドメの準備は俺がする」

「上手くやれよ?」

「ミスしねーよ」

 手を合わせて駆け出す。レンレンには明確には伝えんがする事は自分が分かればいい。

 ふみふみが俺も知らない謎の魔法で光を発生させてワイバーンの視界を潰しにかかる。上出来かよコイツ。あとでもふもふしてやろう。

 童力をフルに使って大剣を天井に向けてぶん投げる。よし。上手く刺さったな。

 レンレンが気を引いてるうちに背中に飛び乗りそこから飛んで天井に刺さった剣を掴んでぶら下がる。

 息を潜めてタイミングを見計らう。今だ!

レンレンをアポートで呼び出し、レンレンの手を掴む。そして上手く揺れて勢いを付けてレンレンをぶん投げる。

「そのまま首を落とせぇええええええ!」

「うぉおおおおお!」

 落下で爆速のレンレンが覚醒モードの全力で刀を振る。そしてワイバーンの首が落ちる。それを見て俺は剣から手を離して落下し、ノーラちゃんがキャッチする。

「すごい事しますね。でもお疲れ様です」

「ほんと疲れた」

 おろしてもらう。

「おっつー。で、あの刺さった剣どうやって取んの?」

「ほい」

 アポートで剣を呼び出す。

「あっさりと。こいつもバラすか。俺が売っていい?」

「いいよ。ちょいちょい使えそうなとこと肉を残してくれりゃ」

「あいよみーちゃん太っ腹!」

 数分後。

「解、体、完、了」

「おっつー。俺が回収しとくな」

「任せた」

「あー、さっさと帰って風呂入りて〜」

「外で皆さま待ってますよ?」

「そう言えばそうだった」

1万達成を記念して幕間3、4に追加ストーリーをいくつか追加公開を予定しています。

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