Letter 54
わからない
んだよね
・・・
目の前にあるもので
本当に大切なものって
目に見えない
って
言ったりするよね?
もちろんさ
目に見えるものでも
大切なもの
たくさんあるんだろうけれど
目に見えないもので
本当に大切なものって
空気
酸素とかだよね
これ
命そのものにかかわるもんね
そして
空気は
目に見えないし
それに
あることが当たり前だから
あることすら
普段はすっかり
忘れているもんね
思い出すときって
海の中だったり
山の上だったり
息が切れてしまったときだったり
そういう
特別なときだけだもんね
それ以外は
ほぼ
っていうか
まったく
意識しないもんね
でも
そういった特別な場面になったりするとさ
突然
全開で
厳しくなったりするんだよね
考えただけでも
怖いもんね
空気無くなるとか
酸素無くなるって
あ
宇宙もそうか
って
あんまり現実的じゃないけどね
宇宙は
でも
思いっきりないもんね
ってことはさ
大切なものって
実際に
無くなったり
無くなりそうにならないと
その大切さって
わからないってことなんだよね
ちょっと
ポンコツだけど
でも
本当に
そうだよね
それが
良いのか
悪いのか
わからないけれど
でも
無くしてもないものを
無くしたって思うのって
難しいもんね
うう・・・
なんとかならないのかな
・・・
だってさ
辛いもんね
実際に
大切なものを無くしてから
それに気がつくのって
やっぱり
普段から
気をつけておくしかないのかな
そうだよね
きっと
そんな気がするよ
本当に
うんこ(運呼)
仕方のないこと
も
あるんだろうけれど
でも
それでも
ね
またね




