Letter 13
読書って
おもしろいけど
でも
・・・
本って
あんまり読まないんだけどさ
ってか
そんな時間もないんだけど(笑)
でも
この前
フッと見たらさ
怪しい感じ(笑)の本があって
なんとなく
開いて見てみたらさ
良いこと書いてあって
ちょっと感動したから
忘れないように
ここに書かせてね
確かこんな感じだった
と
思う
・・・
人は
みんな
背中に羽根があって
それを使って
どこまでも飛んでいける
でも
そんなことは
おとぎ話
小さい子が
ファンタジーとして
想像するもので
現実ではない
もちろん
物理的に飛行するということではなく
比喩的なもの
人は
何にも
どんなものにもしばられず
自由に思考し
自由に行動し
なんでも出来る
法律や常識は守るべきこと
でも
人は
人が想像する以上に
多くのことが出来る
今は
多くの技術が発展し
道具も驚くほど進化し
便利さが爆発的に拡大している
それ自体は素晴らしいこと
しかし
それらを使いこなす
人
が
その結果として弱くなるのでは
意味がかわってくる
車が発展することで
多くの荷物を楽に
遠くまで
速く運ぶことが出来る
しかし
それに過度に依存してしまうと
脚力や腕力、体力が低下する可能性が高くなる
それは
ちょっとした具合の悪さで
特効薬を飲んでしまうことに似ている
特効薬はその名のとおり
特に効果がある薬
つまり
ある意味の最終手段のひとつである
それを日常的に使うと
それに身体も、ウイルスも、症状も、慣れてしまい
効果が薄れてしまう
と
同時に
依存状態が始まり
それが
無くてはならないものになる
本来であったら
自己免疫力で十分に回復出来るものが
その特効薬でしか回復出来なくなる
免疫力が低下してしまい
さらに依存が進行し
さらなる強力な特効薬が必要となる
このような悪循環が
いろんな場面で散見される
そう
これと同じような概念で
背中の羽根も
どんどん小さくなり
存在そのものが疑われるようになる
「 そんなものはあるわけない 」
と
そして
それにかわる何かを代用し続けて
少しずつ弱っていく
・・・
豊かさの中で
その
豊かさを手放すことは
至難の業である
誰も、今目の前にある豊かさを
わざわざ捨て去ることなどしない
しかし
その有り余る豊かさの中で
小さくなって
その存在を疑われている背中の羽根を
知り
認識し
鍛え
使いこなせるようにするのは
決して簡単ではない
でも
それでも
その羽根を育て上げ
羽ばたかせて
美しく飛翔する人も
決していなくはない
少しずつではあるけれど
増えてもいると思っている
羽根の存在を知っていて
幸運にも
それを使いこなすところまで育て上げた人
そして
知っているのに
何もせずに
どころか
知らないふり、見なかったふりをしている人も
多くいる
そしてその人たちの多くは
口をそろえて言うだろう
「 そんなものは、あるわけがない 」
「 子どもじみたことは、言わないように 」
そう
実際にあると認められると
諦めている自分自身が
浮き上がってしまう
諦めてしまった自分が
諦めなかった人に
正面から対峙することになる
それは
耐え難いこと
だから
大人のふりをして
常識的に否定し続ける
そして
そんな常識的な考えに
多くの人は飛びついて
否定してしまえば
苦しい道なんて歩むことがなくなる
と
考えるようになる
「 私も諦めたのだから、お前も諦めよ 」
と
でも
それでも
決して諦めなかった人もいる
諦められなかった人もいる
諦めさせられなかった人もいる
そんな人たちは
静かに
世界を優しさと温もりでつつみ続けている
それはまるで
世界中の地面を芝生でおおうように
世界中の地表を緑でおおうように
そうすれば
子どもたちが
背中の羽根の存在を知り
羽ばたく訓練をしているときに
途中で落ちてしまっても
決して大きなケガをしないように
時に苦しく、辛い訓練の中
フッと優しい木陰で休めるように
地球を優しく包んでいる
そう
今は否定をしている人たちも
いつの日か
羽根を使わなければならないときが来て
そのときに
同じように訓練をして
落ちてしまっても
暖かく芝生が受け止めてくれるように
人知れず
温もりを
広め続けている
それが事実であり
それは昔から続いている歴史でもある
・・・
・・・
・・・
なんかさ
この文章見てさ
こっちの船でよかったって
改めて思ったんだけど
でも
不思議なのはさ
もう1回読みたいって思って
極長(旧船長)とか
司令官とかに聞いても
「 そんな本ありましたっけ? 」
って言うんだよね・・・
いや
肝心なところ
ポンコツなのは分かるけど(笑)
でも
実際に読んだんだよ
あれ?
読んだんだよ?
(笑)
ちょっと探すよ
他の誰かの本かもしれないからね
さて
昼寝するね(笑)
ウソ(笑)
うんこ(運呼)
読書も
いいかも
って
ちょっと思い始めてるよ
またね




