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Two Ships  作者: いすぽん
130/134

Letter 129

続ける


って


・・・

何かをはじめる


きっかけ


って


人それぞれ



些細なことで


はじめる人もいれば


大きな節目で


はじめる人もいる


そして


大きなことを


はじめる人もいれば


些細なことを


はじめる人もいる


そして


それが


ずっと


ずっと


続いていく人もいれば


一定の時期で


終わってしまう人もいる


でも


ずっと続けるから


良い


とか


一定の期間だから


良くない


とか


そういう


簡単な


ことでは


ないと


思うけれど


でもさ


仮に


一定の期間で


終わるなら


それが


卒業なら


何の


問題も


ないよね


ひとつの


課題を


一定の期間で


クリアして


そして


次の


課題へ


それって


とても


健全なこと


だから


それは


素晴らしいこと


でもさ


そうではない場合


ただ


途中で


精度が下がって


面倒くさがって


楽な方に


怠惰な方に


みんなが


そっちだからって



だから


こっちの船なんだけど


(笑)


覚えている?


この手紙のタイトル


Two Ships


だよ


あははは


最初の手紙を


見返してね


ときどき



・・・


すぐにさ


人は


低い方に


流れていくから


楽な方に


考えない方に


無自覚な方に


喉元過ぎれば熱さを忘れる


って


本当に


自分で書いていて


目が痛いよね


疲れ目じゃない?


(笑)


あぁあああぁ


でもさ


なにかをはじめて


それを続けて


続けて


とにかく


卒業まで


続けて


でさ


きっと


人生のある瞬間に


気がつくんだよね


人生の大きな卒業って


死ぬことでしょう?


それって


平等に


目の前に来て


平等に


経験すること


でさ


それが


「 いつ? 」


なのかって


分からないでしょう


明日?


50年後?


分からないんだよね


普段って意識しないから


自覚もしないよね


でも


何かのタイミングで病院に行ったり


自分の知り合いが


亡くなったり


そういうことを


目の当たりにするとさ


いきなり


現実が目の前にズンってくるんだよね


でも


それが事実なんだから


それを


前提に


した方が


生活が輝くんだよね


きっと


だからさ


続けるって言っても


死んでしまうまで


だからさ


見えない時計の


カウントダウンが


進んでいる


それは


決して止められない


そう考えるとさ


続けたくても


続けられない


そんな時が来る


だからさ


続けることで


いろんな景色が


いろんな世界が


見えるなら


体験出来るなら


それを続けない理由なんて


ないんだよね


本当に


見たいし、体験したいからね


絶対言うもん


続けなかったら


「 やっておけばよかった 」


「 見たかった…体験したかった 」


って


亡くなる時に


本当に



だから


続ける



うんこ(運呼)

本当に


心から


思ったよ


またね

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