俺達のダンジョン 2
俺達は、ダンジョンからもどりギルドに向かう。
俺達は、日帰りとは言え、朝から夕方まで歩き通しで、おまけに長時間戦闘を続けていたため疲労は隠せない。はやくギルドに寄って自宅でのんびり過ごしたい。
夕方のギルドは、冒険者で混雑しており、どこの受付にも長蛇の列ができている。
「今日は帰ろうか・・・」
俺の提案に反対はなかった。
無言のまま自宅にたどりつくと俺達は、ソファーに腰を下ろす。
「提案なんだが・・・今日の晩御飯は、作り置きのやつでいいか?」
俺の提案に
「うん・・・もうなんでもいいかな・・・早くお風呂入ってベッドに入りたい・・・」
俺は、四次元ポケットからパンや調理済みの物を取り出し机に並べる。ホクトには、ⅯPで牛肉を出しておいた・・・。
俺達は食事を済ませると風呂に入り、そのままベッドに入ると間もなく眠りに落ちた・・・
翌朝、すっかり日も登った頃になってようやく俺は目を覚ました。慣れないダンジョンで過ごした時間は、俺達に予想以上の疲労をもたらした。
戦い方を考えないとだめだな・・・と言うよりもダンジョンでどう過ごすのかを考える必要があるな・・・。
俺は、ベッドから抜け出しリビングへ向かう・・・まだメグミ達は寝ているのかな・・・。俺は1人キッチンに立ち簡単な朝ごはんを作りはじめる・・・何か懐かしいなよくこうして作ったからな・・・
丁度、朝食が出来上がる頃、メグミ達がリビングに降りてくる。
「おはよう。あと、昨日はお疲れさま」
「ああ・・・昨日は本当にお疲れさまだな・・・俺も正直こたえたよ・・・」
「どうするの?すぐギルドに向かう?」
そうだな・・・今日はギルドへ行って・・・休息をとるか・・・
俺達は、少し遅い朝食を摂り、着替えるとギルドに向かった。丁度昼近い時間となり、ギルドも閑散としている。俺達は受付に並ぶこともなく空いている受付に声をかけた。俺はギルドカードを見せ
「5級のクラスアップ試験を受けている。換金したいのだが・・・」
「はい6級のタクミ様ですね。こちらの札をもって奥の買取カウンターで素材を換金ください」
受付で札を受け取り、俺達は買取カウンターへ向かう。買取カウンターでもらった札を渡し声をかける。
「換金を頼みたい」
「はい、かしこまりました。では、こちらに素材をお願いします」
担当したギルドのスタッフに従い、俺は四次元ポケットからダンジョンで集めた素材を出していく。
「こちらは・・・すごいですね。解体スキルですか?とても状態が良いです。こちらは銀貨50枚、こちらは金貨1枚・・・こちらは金貨2枚・・・ここまでで金貨10枚を超えましたので試験は合格になります。こちらを受付に提出してください」
買取カウンターの職員から買い取り額が記載された札をもらい再び受付に戻る。
「はい。これでお二人のクラスは、5級になりました。5級以上になりますと特別依頼を受けることが可能となります。特別依頼は、5級以上の方のみが受けることができるクエストになりますので、お時間がある時にご確認ください。また、4級試験を望まれる場合は、5級試験と同様にダンジョンの素材集めをしていただきます」
「クラスが4級以上になるとどんな恩恵があるんだ?」
「はい。4級では5級と変わりありませんが、3級になりますとギルドの優待サービスを受けることができます。具体的には、ギルド内で各種ポーションを購入するときの割引やギルドへ素材調達の依頼を出せるなど優遇されます。また、3級以上になるとお城で開催される武闘大会への出場や舞踏会への参加ができるようになります」
うーん。俺にはあまり恩恵には思えないな・・・
「わかりました・・・ありがとうございます」
俺達は、ギルドを出て帰宅する。
俺達は、帰宅するとリビングに集まった。
「さて、これで目標としていた5級になることができたな。さっきの説明を聞いて、4級以上の試験を受けるかを相談したい」
「わ、私は・・・正直、どっちでもいいかな・・・。私たちの目標によってはその試験が必要かもしれないし、必要ないかもしれない。タクミが前に王都で色々と知ったら・・・その先を考えるって言ってたよね・・・。私にはまだ・・・この先の事はわからないから・・・」
「そうだな・・・この先の目標によってか・・・」
俺達は、まだまだ何も知らないからな・・・
「ホクトは何か意見はあるか?」
『そうだね・・・僕はメグミが・・・いや2人が何をなそうとするのか楽しみにしているよ』
「ホクト・・・」
「・・・」
俺には・・・




