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『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』  作者: 末尾ルコ(アルベール)
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●『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その38。

●『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その38。


今のはちきん。2015年のある日。

場所は、はちきん基地のはちき部屋。


はちきんはスマートフォンを取り出し、おもむろにグーグル検索へ次の言葉を入力した。


「かっこえい基地の名前」


そう。

はちきんはこの「はちきん基地」に「かっこいい名前」を付けるべく思案していたわけだ。

賢明なる読者諸氏はお分かりだろうと思うが、「かっこえい」とは「かっこいい」の土佐弁である。

しかし「かっこえい基地の名前」で検索して、はちきんが望むような情報が得られるだろうか?


「何な、こりゃあ!」

検索結果に羅列された情報を見て、はちきんはこう叫んだのである。

賢明な読者諸氏であればお分かりのように、「何な、こりゃあ!」は「何だ、これは!」の土佐弁であり、松田優作風に言えば「なんじゃ、こりゃあ」となる。


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