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読む

作者: 竜崎 詩音

他を読まずして己は読めず


己読まずして他は己を認めず


相手、他人の心を読まない人は、自分の心なんて絶対にわからない


自分の心がわからない人には、他人を認めることはできない


己を信じぬ者己の声を聴けずいずれは己を殺す


他の声を聞かぬ者己を信じるに至らずまた己を殺す


自分を信じてあげられない人は自分の声を聴くことができない

それは自分を殺しているのと何が違うだろう


相手、他人の声、意見を聞けない人

自分がどう見られているか、自分はどういう人なのかが判らない

これもまた自分を殺しているのと何が違うだろう


生きている貴方を見てみたい

生きようとしている、そんな貴方を見ていたい


それならきっと届くから

いつかどうにか届くから


貴方はそこにいるから

僕はここで見ているから


そのページはあなた

その文字があなた


君は自分が誰だかわかるかな


君は僕で

僕は僕


そんな文字を僕は読みたい



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