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完全にスランプ突入してて書けませんでした。
間を開けてしまい済みません・・・。
「マップ!」
女神本を片手にコアに手をかざしダンジョンマスターの技能を使う。ダンジョンの中と周囲をマップ化して表示させる。
敵と思わしき赤点は入口に1と縦穴の周りに3。
入り口のは捕まえた奴だとして、
縦穴の方はどうするか・・・。
「視察!」
もうひとつの技能、ダンジョンの周囲を覗く技能を使ってクロワサンとかいう奴だろう三点の方を視察する。
ぼんやりと見えたのは青色の服の豚が少女を蹴り続ける姿と、それから目を逸らしたままの護衛らしき奴の姿だった。
「上等じゃないか。」
人類の至宝たる未来を傷つける奴は排気処分しないと・・・ね?
「拡声!」
ムカつく豚を“ブチコロ”する為に技能を駆使し、
舞台を整えていく。
――豚は精肉所に大人しく逝ってもらおうか。
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「クソがっ!
何でこんなところにこの、私がっ!」
貴族サマは私を蹴り続け、イライラを発散している。
私は奴隷落ちしてから類を見ない程の悪い買い手にぶつかった事を後悔しつつ大人しく理不尽を受け止める。
――どうせ、助けは来ないのだから。
ウチの氏族の連中は弱いものは見捨てる主義の者ばかりで、かく言う私もその一人だ。
誇りである『アレ』を奪い返すまでは死ねないし、帰れない。
何も映していないだろう瞳で空を見上げる。
――ああ、青いなぁ・・・。
このダンジョンへ踏み入ったワンは無事だろうか。
同じ氏族の者とは思えないほど人の出来ているアイツにはしんで欲しくないのだが・・・・・・。
ふと、隣を見ると護衛のアイツが珍しく剣を抜いている。
――何かあったのか?
疑問に思うのもつかの間、
何かひんやりとしたものに捕まる。
ソレはすかさず私を取り込み、
私の体は締め付けられていく。
――これで、私の一生も終わりなのかな・・・。
・・・クソったれ。
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「クックック・・・、
フハハハハ、
アッハッハッハッ! 」
さっき使った技能の結果を見て
思わず笑いの三段活用が大声で出てしまう。
ゴンザレスがまた始まったって顔をしているけれど気にしない。
――豚が必死こいて泳いでる様が面白すぎて・・・。
「ヤバイ・・・・・・笑いす・・・ぎて窒息する・・・。」
スライムの中で溺れかけている二人と、
さっき救出した完全に窒息しかけていたロリっ子をよそに、
威張り腐った野郎の無様な姿を見て嘲笑する。
「アッハッハッハツ!」
使った技能、『拡声』はダンジョン内のモンスターに指示を出せる。
砂岩で覆われた壁は簡単にスライム達に踏破され、スライムが上にいた奴らに大波の如く襲いかかる。
そんな簡単な奇襲だったというのにアイツラは全く反応出来ずにこのザマである。
――さて、
コレ、どうしようか。
ロリに手を出す野郎にはどんな断罪がお似合いカナ?