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あれから、約一週間後。



「ゴンザレス・・・。

もう飽きたよ・・・・・・。」


「我慢するしかないです・・・、主。」


「と言ってもさ・・・。」


生きるには不便は無かったダンジョンの設備は、

今現在私達を苦しめている。

なにせ・・・。


「2週間ずっとスライムしか食ってないんだよ!?

塩気すらないクラゲを!!」


「塩抜きしなくていいからいいじゃないですか!」


「味がないことを言ってんだよっっ!」



という訳で、食料がスライムしか無いのだ。

普通の食料は一週間で使い切ってしまった。

調味料は錬金出来るようになったことだけが救いだ。


――酢の味とか塩の味しかしない食事とか拷問レベルだよ・・・。


砂糖醤油に漬け込んでみたり、酢に漬け込んでみたりして味をつけてみたりしているけれど、

結果は察する所だ。


「もう飽きたよぉお・・・。」


ゴンザレス他の奴らはペットフードがあるし、

指輪2個で一週間分は錬金できるから尽きることは無い。


だけど、私の方は材料を錬金できても私が料理が出来ない。


――小麦粉じゃあお腹にたまらないよぉぉ・・・。


ハム助の餌のひまわりの種を煎って塩で食べてみたりとかしてみたりはしたけれど、

錬金費用の体力消費の方が大き過ぎるので余計に腹が減ってしまった。


・・・結局はスライムをどうにかするか、

肉をどこかからつれてくるしかないのか・・・・・・。



一週間で落とし穴に落ちたのは

五mは有るサソリが三匹、

歩くサボテン(三m)が1回、


そして、サッカーボール大の岩塊みたいなトカゲが雨のように。


サソリは本曰く毒があるらしくて食べられず、

サボテンはスライムの方がマシ。

トカゲは固くて酢につけても食べられなかった。


結局はDPがたんまり手に入っても腹はたまらない。


「鳥肉でも降ってこないかな・・・。」


「ピ!?(お母様、私を食べるのですか!?)」


「いやいや、極限状態になってもピーちゃんたちを食べるなんてありえないよ・・・。」


誤解を解いて、またコアをいじり始める。


突然エミュー的なものがダンジョンの部屋に湧かないかマップを見ているのだけど、

スライムの数が増えるだけしか変化がない。



「・・・・・・。

また、掘るかなぁ・・・。」



ゴンザレスに外の警戒を任せ、

縦穴の方へ向かう。


暇つぶしに迷宮を拡張し、

鶏の化石あたりを探しに行く。



「主人っ!」



そんな時だった。


初めての襲撃があったのは。




~~~~~~現在の仲間~~~~~~


亜人: ゴンザレス


モンスター:


ドラグスライム(戦闘用)×6匹

???×2匹

スロウススライム(食料用)×45匹

???×1匹



ソルトスライム

ビネガースライム

ソイソーススライム他、

調味料シリーズ一樽づつ。



~~~~~~所持中の大事な物~~~~~~


女神本


黒ツルハシ


さびた剣


龍スライムの核×3


龍スライムの滑らかで硬い皮×5


古代龍の骨(大腿骨)×2本


猛毒水×6リットル


ダンジョンコア


ペット達


現世から持ってきた品々



DP



元々・・・・・・430


らーじデススコーピオン(でかいさそり) 10000×3


スモーレストさぼてんさん(3mのサボテン)1000000


サンドフィーダーズ (トカゲ)500×340匹


諸経費 70万(ほぼ飲料水)


残り

50万と430 。

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