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ケータイがくたばってしまったため、遅れました。

すみません。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


ダンジョンマスター専用転移陣


50万DP


ダンジョンマスターとその眷属が転移できる転移陣。

魔力を使わない代わりに1時間無防備に成る。

時々転送が不発してもう一回初めから設定しなくてはいけなくなることが有る。


ダンジョン内限界設置数2個



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「これで・・・よしっ!」


緊急時に帰る方法を作り、出発の準備を終わらせる。


「これで・・・出発できるぞおぉぉぉおっ!」

「主人。

現実を見てください。

さっさとこの熊を起こさないとバレますよ?」

「うん。

分かってた。」


・・・・・・あれから十分経ち、

ゆすったり、叩きつけたりしても熊の気絶が取れないので現実逃避し始めているわけで・・・・・・。


――叩けば直るかな?


「斜め45度に・・・せいっ!」


「グハッ!?」


首筋に対して斜め45度に振り下ろした鉄パイプは、熊の意識をたたき起こしてくれた。


小さかった時に隣りの家のお兄さんの従兄弟の知り合いのおばさんから教えてもらった奥義は人間にも効くようだ。


――パソコンにやったら壊れたから心配だったんだけどね。



「ヌウゥ・・・。キサマは・・・?」



――あ、ラッキー!

さっきの記憶飛んでらっしゃる。


「わたしは旅人だ。

砂漠から出る方法を探していたところ、

あなたがたがスライムに襲われていたのを救出し、そこら辺にあった魔物をしのげそうな穴に避難したところだ。

・・・・共にいた娘に街まで案内をしてもらえるよう取り計らっていただき、

あなたが目覚めるのを待っていた。


・・・・・・無事で何よりだ。」



――うん、嘘は言ってないよ?嘘は。



頭の形にへしゃげた鉄パイプを後ろに隠しながら現状説明(こちらに都合の良いとこだけを)し、クマの反応を見る。


疑っては・・・いないみたいだ。

――チョロいな、オイ。


「デハ・・・行コウ。

お嬢ヲ心配サセテハオレヌ。」


――これで、今度こそ準備は整った。


さぁ!社会見学(侵略予定地の視察)へ行こうじゃないかッ!



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