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お元気ですか?
ー…あれは私が高校に入学した頃だったかな
桜が散って花びらが舞い…
あなたが私に初めて言った言葉…
「おっ…お元気ですか!?」
「…へ?」
山崎園也、彼が人違いをしたことにより私の人生が大きくかわった。
「運命の出会い」
そう呼ぶ以外、他にない
「あっ…すいません、人違いでした…」
「…誰をさがしてたんですか?」
私はそうかえした。
「…中学のときの…先パイです」
園也は中学生の時、年上の彼女がいたそうでその人と私を勘違いしたようでした。
入学生のバッチつけてる私と先パイを間違うなんて、相当ドジだな…
そんなことを考えながらね…
一緒に探してあげようと…
園也と一緒にあるいてたの…
なんで助けてあげようとしたんだろ…
目がね…離せなかったんだ…
園也はね…先にフラられちゃったんだって。それでも一途に思って同じ高校にはいったんだって。
そういうとこも大好きだったよ…園也…
「お元気ですか?」
私のさくひんを読んでくれてありがとう。第二話もお楽しみに!