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第八話|甘いちいさなやり取り【会話形式】
筱月:ねえ、曉雨~私のクッキー、買ってきてくれた?(ソファに寝転びながら、目尻を細めてにこにこ)
曉雨:今日はお店、もう閉まってたんだよ。買えなかった~。(ぱちぱちと瞬きをして、とぼけながら紙袋をそっと背中に隠す)
筱月:へえ?(ゆっくり立ち上がり、曉雨に近づく。くん、と軽く匂いを嗅ぎ、口元にいたずらっぽい笑み)あれ?なんでパン屋さんみたいな甘い匂いがするのかな?
曉雨:な、なに言ってるの?気のせいだよ!(目をそらしながら、あからさまに動揺)
筱月:じゃあ、その後ろにあるのはなに?(眉を上げながら、すっと手を伸ばす)
曉雨:あっ、だめっ!(慌てて一歩下がる)
筱月:(ひょいっと紙袋を奪い取り、中をのぞく。さらににやりと笑う)あれぇ?これ、海塩バタークッキーじゃない?
曉雨:ちょ、ちょっと!返してよ!(取り返そうとするけれど、なぜか一歩踏み出せない)それは……その……私が食べる用なんだから!
筱月:(クッキーを一枚取り出し、そのまま曉雨の口にぽんっと押し込む)次に嘘ついたら、ほんとのこと言うまでキスするからね?
曉雨:(顔を真っ赤にして、むっと頬をふくらませる)もう……いじわる……




