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平凡な私が、世界で一番強い魔女!?  作者: pluiesoleil
澪、自分を知る

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5/6

会議

タイトル通り、会議です。

 扉を開けて雷希と中に入ると、ピリピリとした空気が私たちの肌を刺す。お母さんが、

「えー、すみません皆様、少々時間がかかりまして。さて本題に入りましょう」

 そう言って、私たちを座らせようとすると、

「いえ、梨花様。本題に入る前にまずはそこの見知らぬ二人の紹介があるべきなのでは?」

 と、お母さんの向かい側の席に座っている気難しそうなおじさんがそう発言した。

 ひー。きっとこの人遠まわしに私たちに出ていけといいたいのよ。この中で一番私たちを歓迎してなさそうだな。そう思っていると、お母さんは凛として

「すみません。紹介が遅れました。こちらが私の娘雨宮澪でございます。」

 自分の前に私を連れてきて、お母さんが言った瞬間空気が変わった。みんな「信じられない」とかコソコソ言って近くの人と話し合っている。えー、そんなに私お母さんに似てないかな?

「そしてこちらが、風上家の次期当主である風上雷気でございます。」

 私を含めこの場にいる全員が驚いている。唯一驚いていなかったのはお母さんと雷希だけだ。

「では、お二人の紹介も終わったので話を進めてもよろしいでしょうか?西園寺 拓海様」

「…構わん」

 おじいさ…西園寺拓海と呼ばれたおじさんは、納得いかなさそうだが渋々許可した。

「では、話を進めていこうと思います。まず12年前に5家の最も魔力及び霊力の高い5人の子供たちがまとめて神隠しにあった事件についてですが、未だ犯人・原因はわかっておりません。我々は、発見した後も5家に戻すことなく一旦()()の子供として育て、状況が落ち着いてから本家に連れていき、説明する、で決定としていましたが状況は悪い方向へと向かっていき、このままではいけない。雨宮家と風上家はそう考え今日の会議に二人を出すこと、公開することを決定いたしました。そこまでよろしいでしょうか?」

 みんなコクコクとうなずいている。何だか物語でありそうなことだな。一人気楽に考えていると隣にいた雷希が

「他人事で考えんじゃねぇよ。これが現状だ。」

 私の心を読んだように話しかけてきた。

「やっぱり雷希は初めから知ってたの?この5家?のこと」

「…あぁ」

 雷希は少し迷ってからそう答えた。

「公には発表されていませんが、約100年前に封印されたという怪異が現在九州地方に出没した、という情報が入ってきております。雨宮家の分家が中心となって駆除を進めているのですが、日に日に多くなっているとのことです。そのため、子供たちを5人そろえ国を守る結界を張りなおす必要があると考えます。今回の会議で決めるのは主に2つ。子供たちを5人そろえるかどうか。子供たちに役目を引き継がせるかどうかです。では、話し合いを始めたいと思います。」

 お母さんがそうしきる。へぇ、現代にも怪異とかいるんだ。怖っ。

「お手元の資料をご覧ください。5人の子供たちをそろえた場合の予定等を書いております。では、始めたいと思います。」

 お母さんが、パワーポイントを表示する。私は睡魔と時折来る厳しい視線と長時間戦うのだった。



 結局、長い話し合いの末多数決で5人(残る3人)に事情を説明するで決定したのだった。

 各家で両親が育てたり乳母が育てたりといろいろあって、すぐには5人そろうことができないのだとか。

 そろうまで、というかこれから、私はこの豪華な家に住むらしい。

 4人(お母さん、私、雷希、花道さん)で、本家の小会議室へと向かう。これから4人で話し合うことがあるらしい。

「澪ちゃん。これからちゃんと説明するから。ごめんね、何も言わないで連れてきて」

 歩きながら、お母さんがそういう。

「ううん。でも、ちゃんと説明はしてね。」

 お母さんにそういった後、雷希の方を見る。

「雷希は全部知ってるの?」

「いや、俺も全部は知らない。俺のとこは母さんが、俺を育ててたらしい。だから妙に梨花さん、いや梨花様と仲良かったんだな」

「も~、雷希君。梨花さんでいいのに~!!」

 ハイテンションのお母さんに戻ってるけど、その顔は少し疲れて見えた。


おじさんの名前が後々変わるかもしれません

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