放課後
お母さんの名前が明らかに!!!
そんなこんなで、長い入学式と自己紹介が終わり、その日は下校となった。
「はぁ~。長かったなー。途中で寝そうになったぜ。自己紹介とかいらねーだろ。」
「自己紹介いらないっていうのは、同感してあげる。」
そんなことを、言いながら二人で帰る。
いや~ほんと眠かったな~。
そう思っていると、雷気が
「あっ、百均よっていいか?」
突然何を言ったかと思えば、そんなことか。
「いいけど。入り口のとこで待ち合わせね!」
そう言って、丁度、ほしいものがあった私は、300円ショップへ向かった。
かわいいネックレスと、クールっぽく見えるシュシュを買って、待ち合わせの入口へと向かった。
雷気を待っていると、目の前に黒い高級車が止まった。
すごい金持ちさんの、車だろうな。そう思っていると、中から執事さんらしき人が出てきて、
「お久しぶりです、お嬢様。大変お美しくなられましたね。」
????お嬢様?お久しぶりです??初対面だよね?あっ、もしかして、私じゃなかった?一人おろおろしていると、
「おい、お前誰だ」
後ろから、雷気が紙袋を持ってすごい形相で執事さん(らしき人)を睨んでいる。
何買ったのかな?
すると、執事さんは驚いて
「なんと!!!!雷気様もいらっしゃったのですね。」
なんていうから、私と雷気はポカーンとしている。
「覚えていらっしゃらないのも当たり前です。改めて自己紹介させていただきます。私、雨宮家の、執事をしております、齋藤花道と申します。」
??watt??雨宮家の執事??うち執事なんていないわよ!?
「お前んち、執事いたのか。」
「いや、いないから」
本当、なにこの人?悪い人っぽくないけど、人を外見で判断してはいけません。ホントは悪い人かも?
そう思い、ジロジロとみていると、急に電話を取り出して、
「もしもし?齋藤です。澪様と、雷気様を発見いたしました。ただいま、本家にお送りしたいと思います。よろしいでしょうか。梨花様。」
梨花様??それって…。
「お前のお母さんじゃね?」
はい。そうだと思います。え、連れていかれるの?本家ってなに?分家もあるの?何どんだけ金持ち??頭の中が?で埋め尽くされそうです。
「とりあえず、ついていこうぜ」
「・・・雷気って気楽でいいね」
どういう意味だよ、と言い返してきた雷気の言葉は無視無視。
大人しく、高級車に乗って、本家?つてところに連れていかれたのだ。
どんなところに連れていかれるのでしょうか




