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第3話 転生ステータス発動


長谷川仁

「ほら木刀だ。何を試す気か知らないが、せめて俺が竹刀を持つ。そこだけは譲らない。」



織田隼人

「そうか分かった…1つだけ頼みがある。お前の全力で打ち込んでくれ。」



「ちっ!お前なあ剣道の世界で俺を知らない奴はいないんだぞ。まあ隼人がそこまで言うのには理由があるんだろ骨折しても文句言うなよ」



「ありがとうな仁じゃあ行くぞ」



仁「なっ!」 大和「これは!」



剣道ど素人の隼人が、実に見事な隙の無い構えで仁に向き合った。



「これは…鹿島新當流か…」



大和

「剣聖・塚原卜伝つかはらぼくでん…」



隼人

「セイヤ!!!」

超高速の鋭い踏み込みから210cm150kgのパワーが炸裂するが、驚くのはそこではない。



剣道日本1の仁も攻撃の勢いを利用して後ろに反らし、カウンターの胴打ちが決まったハズだった。



「えっ!」



大和

「あっ!マジか…」



仁の左 頸動脈けいどうみゃくに隼人の木刀が見事な寸止めで添えられていた。



隼人

「ふう。。。寸止めって意外に疲れるもんだな。」



「お前…いつの間に鹿島新當流を」



大和

「最後の首への攻撃は見えなかった」



「ああ…説明するより見てもらった方が早いか。オープン」



*****



織田隼人17歳



(体格)

身長210cm体重150kg



(職業)

織田信長の部下



(ステータス)

体力:99,999,999

速さ:99,999,999

攻撃:99,999,999

防御:99,999,999

筋力:99,999,999

剣術:99,999,999

柔術:50,000,000

統率:10,000,000

頭脳:8

内政:5



(スキル)

無限収納:レベルMax



(称号)

鹿島新當流・完全継承者

最強柔道格闘家

無限収納伝授されし者



(標準装備)

地球上の言語文字理解度100%

戦闘用乗馬レベルMax



(ギフト)

この世界の生活で困っている事を1つだけ解決できる。



(情報)

織田家・織田信広子孫と伝承されているが真相は織田信長の隠し子で、信広の側室の子として育てられた。


よって真の御先祖様は織田信長である。この時代それを知っているのは織田信広と丹羽長秀の2人のみ。


ステータス頭脳8は…残念だ…


*****


仁&大和

「「……………………くっ、くく」」



隼人

「そうだよな…驚くよな…俺だってさっきこれを見て、ひっくり返りそうになった。まさか能力が数値化され、やった事の無い剣術が9999万超えなんてさ…しかも鹿島新當流って何?」



仁&大和

「「ギャハハハハハ」」

涙を流し転げ回りながら爆笑している2人。



「ヒッヒイーーー苦しい頭脳ハチ?」



大和

「すまん、内政5ってガハハハハハ」



仁&大和

「「ひっ1桁?ギャハハハハハ」」



隼人

「…………おい、ふざけんなよコラッそこじゃねーだろーが!」



AI亜梨沙

『はっきりと明言できませんがステータス数字の99,999,999は1億に1足りない数字と言うことから、Maxは1億と推定されます。』



「笑いすぎてお腹が裂けるかと思った(涙)…それで亜梨沙、そのステータスMaxが1億として頭脳と内政が1桁ってどうなんだ?」



『あくまで隼人様のデーターと模擬戦の結果のみでの推定ですが、平民における頭脳平均が5~6、教育を受けた武士階級で30前後。


大名や名のある武将で100前後1,000を超えてくるのは織田信長、徳川家康など歴史的偉人のみかと思われます』



大和

「1,000?それだとMax1億には程遠いな。」



『はい、サンプルが乏しいので何とも言えませんが、ステータスによってMax単位が変化すると推測されます』



「なるほどな、頭脳Maxは1万とかもあり得る訳か。」



大和

「それは今後としてだ隼人、無限収納レベルMaxって何のことだ?」



「それな、まさか小説みたいに物が入れられるとかじゃないよな」



「……散々笑いやがって、そのまさかだよ。先ずは戦闘に必要な物だ。」



ジャーン!



何も無い空間から次々と2082年製の防具を取り出す織田隼人。



*日本陸軍上下戦闘服(超軽量防弾防刃付)



*インカム付き防弾シールドヘルメット



*超軽量防弾ブーツ



「ほら着てみろ。理由は知らんが俺たちの体型にフィットしてるんだと」



「「おお!これは凄いなピッタリだ」」



「次はこれだ2人とも泣いて喜ぶぞ」



「なんと!我が本多家の家宝じゃないか!」



「お前!これってもしかして伯父さんの家に厳重保管されてる……」



固まって動けない2人にそれぞれ武器を手渡す隼人。



大和に本多忠勝愛用の槍・蜻蛉切とんぼきり

仁には鬼平こと長谷川平蔵の刀・井上真改いのうえしんかい



「それと俺にはこれ。ただの鉄の棒wしかも超軽いし。これじゃ相手はノーダメージだろ。」



早速それぞれの家の家宝を渡された大和と仁は

「おおお!力がみなぎる。素晴らしい槍だ!」



「何とも言えねぇしっくり感がたまんねぇなあ。剣筋が勝手に実戦向きになっちまうぜ!」



隼人

「何だそりゃw御先祖様の鬼平が乗り移ったか?それより行くぞ織田信長のとこに。」



2人

「「はっ?えっ?」」



「大丈夫だ俺に任せろ」



「いやいやいや亜梨沙の話し聞いてたんだろ!斬られる確率87%らしいぞ」



亜梨沙

『すみません御主人様……なぜか織田信長に会える確率が100%になっています。』



「はあ?なんで?」



「御先祖様に今川義元の居場所と豪雨の事を教える。そして俺たち3人で案内しながら先陣を切って敵の本陣に雪崩れ込む。」



大和

「それは抜け駆けと言って、後で厳しく罰せられる場合もあるが?」



「それも大丈夫だ、なんとなくで根拠は無いけどな。なんせ俺の頭脳ステータス8だからw」



大和

「ふっははは、どの道このままだと今川の大軍に見つかり、多勢に無勢で潰されるだけ。ここは隼人に人生賭けようじゃないか。織田信長の子孫だからな。」



「隠し子だがなw」



「ふん!うっせえ!んじゃ走るぞ!」



「「おお!!」」



亜梨沙

『あっ!言うの忘れてたけど織田信長さん。理不尽短気大魔王オーラばりばり出てます。隼人様、子孫なんですからガンバ』



ーーーーー



何だかんだでやっと織田信長との遭遇です。今川義元の大軍勢を迎え殺気立っている織田軍と、26歳で血気盛んな織田信長!どうなることやら桶狭間


【また明日】



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